第三十二章
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「例え神様が相手でもな」
「俺達は勝てるか」
「そうだよ、何度でも勝ってやるよ」
まさにというのだ。
「その意気でいこうぜ」
「これからもか」
「そうさ。何度でもな」
それこそというのだ。
「勝ってやろうな」
「そうするか」
「ああ、じゃあまたな」
「戦うか」
「そうしような、それじゃあな」
「これからか」
「皆のところに戻ろうぜ」
バイスは極めて明るくこうも言った、仕草も入れている。
「そうしようぜ」
「ああ、そうだな」
五十嵐はバイスのその言葉に頷いた。
「それじゃあな」
「そうだよ、行こうな」
「皆のところにな」
五十嵐もここで笑顔になった、その笑顔はとても澄んだ優しいものだった。その笑顔のうえでだった。
二人で皆のところに戻った、戦いを終えた戦士達は笑顔で集まった、すると彼等は元の世界に戻った。これが戦いが完全に終わった証だった。
戦いが終わった戦士達はしあわせ湯で身体を清めくつろいでだった。
勝利を祝う宴を開いた、飲んで食べてカラオケで歌ってだった。
その後で解散となった、すると剣士達が五十嵐達に言った。
「それじゃあな」
「ああ、またな」
五十嵐は神山に笑顔で応えた。
「会おうな」
「出来れば戦い以外でな」
「会いたいよな」
「遊びとかでな」
「そうしたいな、けれどな」
「ああ、また何かあったらな」
その時はとだ、神山は五十嵐に話した。
「何時でも呼んでくれよ」
「サウザンベースに連絡してか」
「俺達も門田さんやここに連絡するからな」
「そうか、じゃあお互いにな」
「何かあったらな」
「その時はな」
「宜しくな」
こう言ってだった。
剣士達は五十嵐達に再会といざという時の共闘を約束してだった。
今は彼等と別れた、そしてだった。
悪魔と彼等と関係のあるライダー達と周りの者達が残ったが門田は五十嵐達に難しい話で言ってきた。
「実はもうだ」
「スサノオが仕掛けてきていますか」
「またな、未来から来ている奴等がいる様だ」
大二にその顔で話した。
「今情報部が調べている最中だが」
「その連中次第で、ですか」
「俺達も戦うことになる」
「そうですか」
「おそらくその件もスサノオが関わっている」
狩崎も言ってきた。
「そうなればだ」
「僕達が戦うことになりますね」
「その通りだ」
狩崎は牛島に強い声で応えた。
「まさにな」
「やはりそうですか」
「だからだ」
それ故にというのだ。
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