第七十四話 おぢばのカレーその二
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「習いました」
「そうでしょ、それでね」
「二十六日がですね」
「祝日でね」
そうしてです。
「四月十八日もね」
「祝日ですね」
「教祖様のお誕生日だから」
「それで、ですね」
「この日も祝日よ」
「あと元旦もですね」
「これは他の宗教も同じね」
そうなります。
「こうした日はね」
「それぞれ祝日で」
「祭典が行われるのよ」
「そうなんですね」
「それぞれの教会でね」
「だから僕も出席させてもらって」
新一君は嬉しそうに言いました。
「楽しませてもらってますね」
「祭典楽しいの?」
このことは意外でした、その用意をすることで一家全員で何かとするので教会がお家だと結構大変なので。
「そうなの」
「色々ひのきしんさせてもらって」
「それが楽しいの」
「お祝いして美味しいもの食べさせてもらって」
私に笑顔で言いました。
「そうしたことが」
「それはいいことね。おみちの人として」
「向いてますか」
「凄いお引き寄せを感じるわ」
この時もこう思いました。
「やっぱり新一君はおみちにいて欲しいわ」
「教会にもですね」
「ええ、教会に欲しい子よ」
本気でこう思いました。
「だから教会長さんの資格もね」
「講習を受けさせてもらって」
「考えていってね」
「前向きにそうさせてもらいます」
「そうしてね、しかしね」
私はあらためて思いました。
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