暁 〜小説投稿サイト〜
カンピオーネ!5人”の”神殺し
第一部
睡蓮の悩み
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
て仕事をくれるのだ(自分の仕事を押し付けているだけ)。

「私は、この国の為に働きたいのに・・・。『かんぴおーね』という肩書きは、なんて不自由なんでしょうか・・・。」

 自身が忠誠を誓っている国に、物凄い高待遇で扱われるのだ。それこそ、総理大臣や天皇陛下と同レベルで。超VIP待遇なのだ。確かに今までも、『神殺し四家』の頂点である『名護屋河家』の当代として、VIP待遇を受けたことはある。・・・が、物事には限度というものがあるのだ。働かなくてもお給料が貰えるこの環境は、彼女にとって居心地がいいとはとても言えなかった。

「仕事・・・したいです。」

 一応は心霊班のトップである那田蒼一郎(なたそういちろう)の部屋より豪華な一室で、今日も睡蓮は大きな溜息を吐いていた・・・。


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ