第一部
睡蓮の悩み
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て仕事をくれるのだ(自分の仕事を押し付けているだけ)。
「私は、この国の為に働きたいのに・・・。『かんぴおーね』という肩書きは、なんて不自由なんでしょうか・・・。」
自身が忠誠を誓っている国に、物凄い高待遇で扱われるのだ。それこそ、総理大臣や天皇陛下と同レベルで。超VIP待遇なのだ。確かに今までも、『神殺し四家』の頂点である『名護屋河家』の当代として、VIP待遇を受けたことはある。・・・が、物事には限度というものがあるのだ。働かなくてもお給料が貰えるこの環境は、彼女にとって居心地がいいとはとても言えなかった。
「仕事・・・したいです。」
一応は心霊班のトップである那田蒼一郎の部屋より豪華な一室で、今日も睡蓮は大きな溜息を吐いていた・・・。
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