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その小さな女の子のことが気になってしまったんだが、どう接していけばいいんだろう
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ななのが、戻ってきた時には、髪の毛をタオルでくるんで浴衣姿だった。夏の浴衣とは違って旅館のものなので、僕は、妙に色っぽさを感じていたのだ。
時間になって、食事所に向かう時に、ななのは僕の後ろから腕を組むようにしてきて、もう、完全に緊張は無くなっていたようだった。それでも、髪の毛の片側をリボンで結んで、さっきのイァリングを付けていた。だけど、まだ髪の毛は乾いてないようで、黒く光っていた。
小さな舟盛りとかガシラの唐揚げ、僕は宝楽焼を断っていたので、淡路牛の陶板とかメバルの煮つけとかその他にも色々と並んでいて、豪華なもので
「わぁー すごい 豪華なんだね」と、ななのが大きな声を出していたので、案内してくれた人も笑っていたのだ。それでも、ななのの容姿には僕も少し誇らしく思っていたけど、あんまり目立って欲しくは無かったのだ。
僕は生ビールのジョッキを頼んだのだが
「なんだぁー 残念だなぁー 継いであげられると思ったのにー」
「あっ そうか それは、残念だったな」
「ねぇ こうやってると、新婚旅行みたいかなー そう 見えてるかなー」
「又 そーやってー でも 今日のななのは色っぽいから そんな風に見てる人も居るかもな」
「そう 色っぽい? 旦那様ぁーあ」
「バカ 言ってみただけだよ おっ ガシラ唐揚げ うまいよ」
部屋に戻ると、もう布団が並べられていて、ななのは又、ぎこちなくなっていて、わざとらしく窓際に行って
「わぁへ シュウ見てぇー 大橋がきれい 大きいんだねぇー」
「そーだね 立派なもんなんだなぁー あんなの作るんだから」
「そーだよね あんなに大きいのって 私等のあたりじゃぁ 見たことないもんね」
時間を持て余すようなので、僕が風呂に行くと言って、ななのも誘ったのだが、彼女はようやく髪の毛も乾いてきたところだからと断っていて、僕 独りで大浴場に向かった。出てくるとななのは窓際で絵を描いていて
「窓からの絵 せっかく きれいだからね」
「そう お母さんには 見つからないようにしないとネ」
「そーだネ でも 記念だから」
僕が向かいに座って、ビールを飲んでいると、そのうち、ななのは急にバタンとスケッチブックを閉じて、「ダッコ」と僕の上に横向けに乗っかって来ていた。
「シュウ 私ね シュウにだったら触れられても 平気になったみたい」
「なんだよー やっぱり さっきはビクビクしてたんかー」
「そーゆうわけじゃぁないけど・・ なんかネ」
「ななの 下着けていないのか? 谷間 少し」と、小さな谷間が襟元にのぞいていたので
「いやだぁー 見てるの?」
「いや 見えてしまってる」
「あのね ブラは寝る時は つ
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