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【魔法少女リリカルなのは】魔導師を辞めた高町家の男
第八話 あぁ!あの有名な人ですか!!……知りません by隼人
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エットダイエットダイエットアルソック!
「はぁはぁ、キツイ。もう、無理なの……」
そのまま近くの公園へと入り、水の飲み、ブランコに座る。
疲れた、とにかく疲れた。
日ごろ、幼稚園でもあまり走らないから、久しぶりに走って苦しい。
息が落ち着いてきたところで、漸くちゃんとした休憩ができる。
周りを見渡すと、パパと良く来た公園だ。
一緒にボールを蹴ったり、転がしたり、だるまさんが転んだをやったり、といろんな事をした。
私が他の家族の母親を見て、落ち込んでいる時もいつもパパが私の目の前に来て。
「もっと、遊ぼうか」
その一言だけ言って遊ぶ。
それがどれだけ私にとって嬉しかったか。
もう、どれだけパパが好きになったか覚えてすらいない。
そして、この前にリンディさんというパパの昔のお友達が家に来た時は仲がよさそうな二人を見て、幸せになった。
あの中に、私も入れば楽しそうだなぁと思った。
実際、とっても楽しかった。
でも、パパがリンディさんに取られるのが嫌で必死にパパがしがみ付いた。
パパを大嫌いと言ってしまった。
そんな事一つも思ってないのに、酷い事をした。
それでも、今まで通りに接してくれるパパの事がまた好きになった。
誰にも渡さない。
相手がどれだけ綺麗なお姉さんでもお胸が大きくたっても私だっていつかリンディさんみたいになるもん。
未だに小さいままの自分の胸を抑える。
まだ大丈夫。
きっと将来はパパの顔が埋まるほど大きくなるもん。
それで、この前見た絵本であったパフパフというのをしてあげよう。
きっと、パパも喜ぶはず!
「にゃふふぅ、早く家に帰ろうっと♪」
パパの事を考えてたら疲れが吹き飛んじゃったの。
今なら100年は戦える気さえもするの!
−−−−−−隼人とバニングスーーーーーー
「と言う事で、貴方には家のデザート職人として、雇ってあげる」
「と、お嬢様が言っております。ちなみに、給料はこちらです」
「なん……だと!?」
あまりの金額に驚いた。
いや、子供がこんなにお金持ってるのかって意味で。
それで、興味ないっすよ。
あぁ、でも勿体ない。
毎日、お嬢様の金髪が見れるなんて最高じゃないか。
お嬢様、アリサ・バニングスは胸を張っている。
「悪いけど、おいらはこの店でやっていきたいのでね。その話はなしって事で」
「どうしてよ?私はお金持なのよ?良いじゃない、こんなちっぽけな店でやるよりもっと」
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