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【魔法少女リリカルなのは】魔導師を辞めた高町家の男
第八話 あぁ!あの有名な人ですか!!……知りません by隼人
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に直接話すのは酷いのぉ」
ぷぅ〜、と頬を膨らませて怒っているらしいなのはが俺の視界に映る。
なのははそのまま身体を動かし、バランスを崩させて来る。
危ないのでなのはの腰を、腰を手で押さえた。
大事な所は2回も言う主義なんだ。
「ひゃあ!パパのえっちぃ♪」
「あの、なのはさん?キャラ変わってませんか?」
最近、いやリンディと出会ってからなのはの性格がひっくり返るほど変わっている気がする。
もしや、別人では!?と思うこともある。
「そろそろ、本気出さないと盗られちゃうからね〜♪」
「なるほど、解らん」
別に俺が何処かに行くわけじゃないんだからそんな事は気にしなくても良いのにな。
なのはは、俺の頭に抱きつき、おまけに目隠しまでもして店の外から中に入るのは難しかった。
店に戻り、なのはを肩車したまま注文カウンターで来客を待つ。
「いいな、お客さんが来たら「いらっしゃいませ」って笑顔で言うんだぞ」
「おかえりなさいませ♪ご主人様♪」
「……毎度毎度、何処で覚えてるの?」
「リンディさんがくれた絵本」
「そんな絵本あるかっ!んなもん悪影響になるだけだ!」
「えへへ、ミスしちゃった。ごめんね、お・兄・ちゃ・ん♪」
「よし、なのは。お話の時間だO☆HA☆NA☆SHIしよう」
リンディのやつ、なのはにとんでもない事を吹き込みすぎだ。
あれで、本当に提督やってるのか?
なのはが悪い方に変わらなくてよかったが。
これはこれで、悪い方に変わっているのでは?と思いがちである。
だが、客が来たらいつも通りにやってくれないと困る。
「お客さんマダー?」
「……まだ朝早いからな。もう少し待たないと来ないよ」
なのははずっと俺の肩に乗ったまま欠伸をするなのは。
流石に肩がだるくなってきたのでなのはを肩から下ろし、関節を鳴らす。
「ふにゃ!?」
「ん、外ではそんな事してたら悪いおじちゃんに捕まるぞ?」
「もう私はパパしか見えてないから」
何気に怖いですよ?なのはさん?
あれ、なのはさん?
「だから、パパもなのはだけ見てくれてたらハッピーなの」
「なのはがよーく見えます!」
どこか目に光がないなのはの言葉を聞いてるとな、5歳児とは思えなくなる。
なのはは見た目の割に考える事が意味深く、抱え込むと言う癖もある。
で、今はその抱え込んでいた悩みを全部俺にぶつけてきているみたいだ。
リンディに奪われたくない一心で。
俺とリンディの関係は精々恋人関係。
今は、リンディの
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