暁 〜小説投稿サイト〜
転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
サイヤ人編
第六話 頼みの綱を手繰り寄せて。
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をつむった。
「太陽拳!!」
ベジータは反応が遅れ目を開けたままだった。
とても強い光があたりを照らした。それは閃光弾のような役割をし、ベジータを一時的に失明させた。
「クリリン!!」
「悪いな、来るのが遅れちまって。なかなか入る隙が無くてよ…」
そして、ちょうどその時元気玉が完成した。
「よっしゃー!溜まったぞ!」
「これで終わりだ!!」
悟空は元気玉をベジータに向けて放った。
「「やれーー!!悟空!!」」
皆がそう叫ぶ。
ベジータは躱そうとはするが、目が見えずに元気玉にあたってしまう。
元気玉は悪を滅する最強の必殺技。
流石のベジータもこれには、たまらず悲痛な叫び声をあげる。
その気は最大限に膨張し、爆発した。
あたりには少しでかいクレーターができていた。
しばらくし、煙が消えていった。クレーターの穴の底にはボロボロになったベジータが横たわっていた。ベジータは力を振り絞り懐から機械を取り出し、ボタンを押した。数秒後、ボッドがベジータの目の前に落ちてきた。
ベジータはポッドに向けて、全身を引きずりながら芋虫のように這いずった。しかし、ほぼ無傷のクリリンが背後を取った。クリリンは殺された仲間の敵を取ろうとベジータに手をかけようとするが、悟空によってそれは止められてしまう。
ベジータはいそいそとポッドに乗り宇宙に向けて飛び立っていった。
それを見送った後、視界が急に真っ暗になり、俺は意識を手放した。
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