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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
サイヤ人編
第六話 頼みの綱を手繰り寄せて。
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れしかねぇ。」

「ワサビならわかんだろ?元気玉だ。元気玉なら奴を倒せるはずだ。」

「要するに、元気玉を作る時間を稼げばいいんだろ?」
すべてを知っているワサビが悟空に言う。

「ああ、頼む。」

「「まかせろ。」」

そうして悟空は一歩下がり、両手を上にあげ、元気をもらう。
(だ…大地よ 海よ そして生きているすべての みんな………
このオラに ほんのちょっとずつだけ 元気をわけてくれ…!!!)

「カカロットのヤロウは何をしている?」
ベジータが聞く。

「誰が教えるか、ベジータ王子。聞きたかったら、俺たちを倒してからにしな!!」

ベジータは俺たちに向かって突っ込んでくる。
俺とバーダックは、それを防ごうとしたが、ベジータは俺から狙ってきた。

急いで俺は、悟空がいる方向とは反対側に移動し、ベジータを迎え撃つ。

片方しか動かない腕で、べジータの拳を止めようとするが、フェイントを入れられ左腕を殴られた。

「フハハハハハ!!弱点をさらけ出して戦うとは余裕だな?ワサビ。」
ベジータはあざ笑うように、俺のことを煽る。

「確かにそうかもな、テメェの言うとおりだ。」

「そうか、なら要らない左腕は切ったらどうだ?」

「いわれなくてもそうするさ。」

そういいながら、俺は右手に気を溜め、鋭利な気の刃を作り、左腕の方から下を切断する。

血は少し滴り、強烈な痛みが襲ったが、すぐさま気で止血をし、血が外に流れ出るのを防いだ。

「どうやら気が狂ったらしいな。」

「何を言ってる。これが正しい選択だっただけだ。」
(どうせ後で仙豆を食えば腕は生えてくる。ここで死んじまうよりはましだからな。

「行くぞ!」
バーダックも少し驚いたが、自信満々なワサビを見て何か策があるのだろうと察し、すぐさま戦いに移った。

バーダックはベジータに突撃し、殴りかかる。初めの一発こそあたったものの、躱され、はじかれて、カウンターの蹴りで重い一撃をくらい、膝をついた。

しかし、ベジータの盲点からワサビが出てきて、飛び蹴りをする。ベジータはその足をつかみにかかるが、ワサビはその腕を蹴って掃い、顔を右腕でぶん殴る。

だが、痛みに耐えたベジータがワサビの右腕を掴み、再び向かってきたバーダックの方に投げつける。バーダックは躱せず2人とも薙ぎ払われた。

「次から次へと向かってきやがって、鬱陶しい。」
ベジータはそう言い捨て、ふとカカロットの方に目を向けた。そこには大きな青い球を両手で掲げ気をためている悟空の姿が目に入った。

(しまった!!)

ベジータはその気を見て、本能で理解した。この気弾は当たったら死ぬ"と。

「こんなものを残していやがったのか、本当にむかつく
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