暁 〜小説投稿サイト〜
転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
サイヤ人編
第六話 頼みの綱を手繰り寄せて。
[1/4]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
「その身に刻んでやろう。束になっても勝てないエリートの力を。」
ベジータは自信満々に言い放つ。

「悪いが俺は援護に回らさせてもらう。なんせ左腕が不自由なんでな。」
ワサビは片腕を失った状態でまともに近接戦闘はできないことを察し、気弾で援護し悟空とバーダックが前線を張りベジータを先頭不能にする。そんな作戦を思いついた。

「ああ、わかった。援護は頼んだぞ。」
悟空はみなまで言わずともその考えをくみとった。

「よし!行くぞ!」

「おう!」 「ふん…」

悟空の掛け声に合わせて、悟空とバーダックは、ベジータに一直線で向かっていく。

「「ダリャリャリャリャ!!」」 2人は息の合った動きでベジータにラッシュを食らわす。
今あったばっかりでここまで合うのは、さすが家族といったところだろうか。

しかしベジータも黙って食らっているわけではない。

悟空が少し隙を見せた瞬間に左拳を悟空の腹部に叩き込む。悟空は衝撃からか、少し、血を吐いた。
しかしその瞬間、バーダックがベジータの左腕を上に蹴り飛ばし、おろそかになっている右腕をつかみ、投げ飛ばした。ベジータは投げ飛ばされながら空中で体制を整えようとするが、悟空達より、少し後ろの方に離れたところにいるワサビが気弾を片手で5発放ちそれを妨害する。

始めの3発は見事に命中し、ベジータを少し後ろに吹き飛ばしたが、残りに2発は手刀で明後日の方向に吹き飛ばされた。

「サンキュー、助かった。」

「まったく世話の焼けるヤローだ。」

そんな会話をし、再び、ベジータへ距離を詰める。

「俺様に同じ手が通用すると思うな!」
そういうと、突っ込んできた悟空とバーダックの頭をつかみ、両者を思いっきりぶつけた。

「繰気弾!!」
後ろで気をためていたワサビが気弾を放った。

その球をワサビは操り、地中に潜らせベジータの真下まで来た時に上に球を上げた。
繰気弾はちょうどベジータの顎に当たり、両者をつかんでいた手が緩む。

「今だ!!」
悟空は合図をし、2人で回し蹴りをベジータの腹部にいれ、岩場に叩きつけた。

「はぁ…はぁ…どうだ?」
2人は息を上げる。もうとっくに体は限界を迎えている。

「このヤロー!!俺にまた傷を入れやがって!!」
そういいながらベジータは立ち上がる。しかし頭からは血を流している。

頭からは血こそ流れているが、大したダメージにはなってないようだ。

悟空は一人考える。
(困ったな…ダメージは与えられてるが、奴を倒す一撃が入らねぇ…どうすりゃいいんだ。)
しかし、悟空はひらめいた。界王様から教えてもらったもう一つの技を。
窮地を脱するとっておきの必殺技を。

「ワサビ、バーダック。聞いてくれ。奴を倒せるのはこ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ