第七十六話 愛国心その四
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「マナーはね」
「ちゃんと守らないとね」
「それが人として最低限の振る舞いでしょ」
「マナーを守ることはね」
「まして新聞記者の特権振りかざしてお店の中で喚き散らすとか」
その漫画の様にというのだ。
「それも化学調味料使ってるとか」
「それが嫌いでね」
「お店で悪戯して動画にあげる」
「それと変わらないわよね」
「立派な営業妨害だから」
それ故にというのだ。
「もう今だと普通にね」
「ネットで獲られて炎上よね」
「お店訴えれるから」
その騒いだ主人公をだ。
「そうしたら損害賠償もね」
「その新聞記者とね」
「新聞社自体によ」
「請求出来るわね」
「ネット中大騒ぎになって」
そのうえでというのだ。
「百億円とかの請求をね」
「出来るのね」
「新聞社は記者切り捨てて逃げようとしても」
「肝心の記者は逃げられないわね」
かな恵も言った。
「それで警察官や何だかんだで同じ行動パターンのお父さんとの関係もわかって」
「記者切り捨てても会社ぐるみでああしたお仕事してるから」
「絶対にね」
「新聞社もね」
「逃げられないわね」
「そうなるわよ」
かな恵に今も飲みつつ話した。
「あの新聞記者人にケダモノとか言ってたし」
「食べもので誤魔化したけれどね」
「こんな発言したら」
「普通に名誉棄損よね」
「食べもので誤魔化せないから」
その理由はどうあれだ。
「自分と考えが違う、その考えの違いが何処にあるか話さないで」
「一方的に言ったらね」
「どっちがケダモノよ」
「ケダモノ以下?」
かな恵は考えつつ言った、普通の人間が他人それもはじめて会った様な相手にいきなりそうした罵倒なぞ間違ってもしない。
「もう」
「最低の野蛮人ね」
「人間性なんて何処にもない様な」
「そんな野蛮人ばかり出て」
「大手を振って歩ける漫画なんて」
「おかしいもおかしいで」
それこそという言葉だった。
「異常でしょ」
「だからネットでも叩かれてるのよね」
「そんな作品の原作者の言うこととかね」
「聞いたら駄目よね」
「何処の世界にお店の中でまずいとか暴れて人にいきなりケダモノとか言うのよ」
「典型的なドキュンよね」
「それでそうしたドキュンばかりの漫画でしょ」
登場人物の殆ど全員がというのだ。
「もうどう見ても原作者の人間性がね」
「出てるわね」
「自分がそうした性格なら」
「それが普通で」
「作品に出すキャラクターもね」
「そうしたドキュンばかりね」
「ドキュンっていう言葉は」
それこそというのだ。
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