第154話
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…そして再びお会いする事ができた陛下達の未来の為にも、全力で貴方達の力となりましょう。」
「1200年前から今まで続いてきた先祖達の過ちによって生まれた因縁を断つ為……今は亡き友の悲願を叶える為にも、妾も全力でヌシ達の力になる故、大船に乗ったつもりでいるとよいぞ!」
デュバリィは勝ち誇った笑みを浮かべ、エンネアとアイネスはそれぞれ口元に笑みを浮かべ、リアンヌとローゼリアは静かな笑みを浮かべてそれぞれの決意の言葉を口にした。
「ここが正念場ですね。リィン様の望みを叶える為にも、道を阻む者は排除します。この!リィン様の忠実なる天使にして”賢将”であるルシエルが!それを成します!」
「リィン様と共に生きるこの世界から意味のない争いを失くすために、リィン様の”勇将”たるこのベアトリースがこの戦場を制して見せる!」
「未来永劫語られる事になる世界大戦の”真の最終決戦”………こんな一生に一度体験できるかどうかわからない最高に面白い戦いに参加させてもらった礼は、”真の最終決戦での死合い”で返させてもらうから大船に乗ったつもりでいるといいかな。」
「”斑鳩”の力を示す為……姫専属の従者として、敵が何者であろうと我が”朧月流”で滅するのみ。」
ルシエルとベアトリースはそれぞれ決意の表情で、シズナは不敵な笑みを浮かべ、クロガネは静かな様子でそれぞれの決意を口にした。
「うむ、皆、気合は十分だな!という訳でリィン、余達や皆への号令はお主に任せる。」
「ええっ!?お言葉ではありますが、リフィア殿下を差し置いて自分が号令をかけるのは、幾ら何でも分不相応だと思われるのですが……」
それぞれの決意を口にした仲間達を見回したリフィアはリィンにある提案をし、リフィアの提案に驚いたリィンは謙遜した様子で答えたが
「フフ、殿下はこの場での号令は貴方の方が相応しいと判断されたのですから、遠慮する必要はありませんよ。」
「気負う必要はない。いつも通りのお前らしい号令を仲間達や私達にかけるといい。」
「……………………――――――了解しました。」
苦笑を浮かべているシグルーンと静かな笑みを浮かべているゼルギウスの言葉を聞くと少しの間目を閉じて考えた後やがて目を見開いて了承の答えを口にした後仲間達が見守っている中、前に出て仲間達の方へと振り向いて決戦前の言葉を口にした。
「――――――灰獅子隊総員並びに協力者総員、そしてリフィア皇女親衛隊総員。これより最終ミッションを始める。討伐対象は”獅子心帝”ドライケルス・ライゼ・アルノールの生まれ変わりたる”鉄血宰相”ギリアス・オズボーンに全ての元凶たる”黒の騎神イシュメルガ”。――――――俺がみんなに言っておきたいのはハーケン平原での大戦の時と変わらずこ
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