第七十三話 態度が少しその三十八
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「悲しくなる位にです」
「寂れたのね」
「そうなんです、もう近鉄百貨店にも行かないですし」
「そういえば元近鉄ファンだったわね」
新一君のこのことを思い出しました。
「そうだったわね」
「昔はそうでしたけれど」
「球界再編でよね」
「近鉄がなくなって」
近鉄バファローズというチームがというのです、私は阪神ファンでセリーグ派なのでパリーグのことはよく知りません。
けれどです、新一君の言いたいことはわかりました。
「それでホークスファンになったんです」
「ソフトバンクね」
「はい、王さんの最後まで勝利を諦めない野球が元から好きで」
「あの人ってそうなのよね」
正直日本シリーズ阪神はそれで負けました、観ていてこれは強いと思いました。
「最後の最後までだから」
「敵だった時にもそうで」
それでというのです。
「母方が九州なんで」
「九州のチームを応援する様になったのね」
「そうなんです、あとハウステンボスも好きで」
長崎のあそこもというのです。
「子供の頃行ってから」
「それから好きなのね」
「長崎市も。当然博多も」
こちらもというのです。
「好きなんで」
「ホークスファンになったのね」
「元々大阪のチームですしね」
「そうそう、ホークスってね」
言われてこのことも思い出しました。
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