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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百十六話 文化祭 その18
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「理解できるわけないでしょ?」
両親が大声で言い争う姿を見たユメちゃんが泣き叫び始める。
まずいぞ、ユメちゃんがうるさくすると、また近所からクレームが来てしまうかもしれない...。
室内に響き渡るインターホンの音、俺の悪い勘が当たってしまった。
玄関のドアを開けると、やはり以前、騒音のクレームを言いに来た隣部屋の老人が立っていた。
隣部屋の老人は俺の制止を振り切って、廊下を進んでいく。
そして、隣部屋の老人がトオルさんに向かって言い放つ。
「大声でケンカしてるから、隣から全部聞こえてたぞ!あんたそれでもユメちゃんの父親か!あんたはコレを呼んでも、まだユメちゃんのことが理解できないのか!」
トオルさんを叱る隣部屋の老人が、手に持っていたユメちゃん新聞をトオルさんに向かって突き出す。
ユメちゃん新聞には、頭がおかしくなってしまったユメちゃんについての説明と原因、近隣住民達への理解を求める文章が書いてあった。
予期せぬ隣部屋の住人のフォローに、カナミさんが感動して泣いている。
トオルさんが膝を床に着けて、嘆く。
「わかっているさ、わかっているんだ!でも俺はどうしても今のユメに、以前のまともだったころのユメと同じように接することができないんだ!」
隣部屋の老人がトオルさんをさとす。
「前も今も、ユメちゃんはユメちゃんだろ...!少なくともアンタとカナミさんの理想のために、この理不尽だらけの世界に生まれ、強制的に押し付けられてしまったユメちゃんに、アンタたち両親が見返りを求めるのは、どう考えても間違ってるよ!それと、カナミさん、今まで、カナミさんの苦労も知らずに騒音ごときで騒いで、悪かったね、正直、反省している...」
「いえ、ご迷惑をおかけしたのは私たちですから...それに、ユメちゃん新聞を書いたのは、ボランティアの山神君なんです...」
隣部屋の老人が山神ムサシを真剣な表情で見つめている。
「そうか...その制服、偏差値最底辺高アルティメット・ジーニアス学園だろ...学園の評判の悪さは国内でもトップクラスだが、ユメちゃんためにこの新聞を書いて配った今の君はカッコいいぞ!」
「あ、ありがとうございます...」
ユメちゃん新聞の配布は決して無意味ではなかった。
こうして父親にも理解してもらえないユメちゃんを、隣部屋の老人のように、ユメち
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