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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百十一話 文化祭 その13
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に振る。
「私の右腕はもう、この世界には存在しません...」
「どういうこと?」
「漆黒のライフセイバーから放たれた、黒いパブリックブレイカーは触れたもの全てを消滅させる力を持っています...だから私の右腕はもう、この世界に存在しません...」
「触れたもの全てを消滅させる力...それってつまり、ムサシ君がその気になれば、人類も、この世界も、いつ消滅してもおかしくないってこと?」
ヨシノの疑問にリンカが答える。
「その通りです、もう彼をこのまま野放しにはしておけません、私は彼をPGS(パブリックガーディアンズ)の管理下に置くべきだと思っています」
「つまり、私とリンカみたいに、PGSの私兵するってわけ?そんなのムサシ君が了承すると思っているの?」
ヨシノの言葉にフューラーが続ける。
「ヨシノの言うとおりだ、無理やりムサシ君をPGSに入れようとすれば、彼のライフセイバーがまた暴走するかもしれない、そうすれば、この世界は黒のパブリックブレイカーによって人類ごと消滅する可能性がある...」
「なら、山神ムサシを反政府組織セイバーズに入隊させますか?それこそ、先程あなたが指摘した通りの結果を招かざる終えません」
気絶した山神ムサシが目を覚ます。
「俺はPGSにもセイバーズにも入隊するつもりはない...」
リンカがムサシに警告する。
「貴様にそのつもりがなくても、貴様は自分の力をコントロールできていない、となれば、貴様が貴様自身の手で、いつ必ず、貴様の守りたいものを傷つける可能性がある、貴様はそれでもいいのか?」
「貴様、貴様うるせぇな...おかっぱメガネ!いいか、これは警告だ。俺の邪魔をするなら俺が死を司る漆黒のライフセイバーの力で、人類もこの世界も消滅させる、お前たちが俺の邪魔をするなら、PGSだろうとセイバーズだろうと、全部、消滅させる!」
「貴様...自分の信念のために全人類を人質にとるつもりか!」
「ああ、その通りだ、今の俺は全人類を一瞬で消滅させることができる人間爆弾みたいなもんだ!俺を怒らせるってことは全人類が滅亡することと同じだと思え?」
「山神ムサシ...貴様は独裁者にでもなるつもりか!」
「なってやってもいいぜ、ただ、俺のほうから、この力で独裁者になるつもりはない、ようはお前たちが俺の邪魔をしなければいいだけだ、お前たちが俺を怒らせなければいいだけだ、そして工藤リンカ、次にお前がパブリックモンスターを俺の目の前で処刑しようとしたら、その瞬間がお前の命日だと思え、俺はもう、俺が守りたいものを守る為に手段は選ばない」
「上等だ、山神ムサシ...今の貴様の言葉は貴様自身が全世界の敵になることを意味していると思っていいんだな?」
リンカの言葉を聞いた俺の脳裏にファヨムが死に際に放った言葉がよぎる。
『お前はいずれ
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