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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百八話 文化祭 その10
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て金で買った愛なんか意味がないって、でも君はこにままだとあまりにも救いなさすぎる...」
「ごーめん、さっきの冗談。私、人間に戻るつもりないよ」
「え?」
「人間に戻っても、私がテロリストであることには変わりはないもの、PGS(パブリックガーディアンズ)に捕まるぐらいなら最後まで自分の能力で抵抗して戦い続けるわ...それに私の両親、どうやらこの国に移住したみたいなの、だからPGSに殺される前に復讐もしておきたいしね、だから能力を捨てて、人間に戻るつもりはないわ...」
「やっぱり、君はファヨムの知り合いなんだね?」
「どうして、ファヨムを知ってるの?」
「この前、うちの学校を襲ったんだよ、でもムサシの力で能力を失って普通の人間に戻ってしまった...」
「そう、ファヨムのやつ、人間に戻れたのね...」
「うん、でもそのあと自殺した...」
「そう...じゃあ、ファヨムはそのムサシってやつのせいで死んだのね...」
「まさか本当に知らなかっただなんて...」
「どういう意味?」
「俺はてっきり、君がムサシと関りのある俺に近づいたのは、仲間の仇うちをするためだと思ってたんだ...」
「それは、違うわ。私は別に君をだますつもりはなかった。それで、そのムサシはどこ?」「ムサシを恨むのは、すこし、違うと思う...」
「......そうね、そう言われてみれば、先にあなた達を襲ったのはファヨムだもんね、でもファヨムは、私と同じ境遇で軍隊で一緒に戦っていた友達だったのよ...」
次の瞬間、屋上を激しい揺れが襲う。
そして、屋上におにぎりカフェのメイド服を身にまとった大地の断罪剣士・工藤リンカが入ってきた。
リンカの突然の出現に俺と部長が驚愕する。
「工藤リンカ...どうしてここに...」
「メイド服着てるってことは、あの子、ちゃんとおにぎりカフェの店番やってたのね、見直したわ...」
「見直してる場合じゃないですよ、おそらくリンカの狙いは...」
メイド姿のリンカが竹田とチュンシクに告げる。
「まさか、この底辺高の文化祭でテロリストに、また遭遇するとはね、ああ、どうしてここがわかったのって顔してますね...この底辺高には学園のスタッフのふりをしたPGSのスタッフが何人かいるんです、つまり通報を受けて、ここにきたってことです」
チュンシクが恐るおそるリンカに訪ねる。
「また遭遇って...文化祭に私の仲間が来ていたの?」
「ええ来てましたよ、カルってやつが、あともうちょっとでダルマにして捕虜できそうだったんですけどね、なんか勝手に自殺しました、というより、あなたのお仲間はそろいもそろって拳銃自殺がお好きですね、『K国』じゃ自殺が流行ってるんですか?」
「ごめん竹田君...」
「チュンシク...?」
「ファヨムのことはともかく
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