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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百七話 文化祭 その9
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ら竹田の様子を観察していた俺は、竹田のもとへ歩み進めようする。
しかし、部長の双眼鏡を持っていないほうの手が、俺の足首をつかむ。
「部長!何で止めるんですか?竹田はもう限界です!」
「わかってんのよ、そんなこたァ?それよりあのチュンシクって女、相当、天然よね、フツー自分からテロリストでぇーすなんて自己紹介する?」
「天然どころじゃなくて、ただのバカですよ!それより、部長!はやく竹田に事情を説明して助けてあげましょうよ!」
「いやいやのいや!」
「このままだと取り返しのつかないことになりますよ!」
「いいじゃない、別に竹田だし、副部長もそう思うでしょ?」
副部長はなぜか、俺に向かってサムズアップをする。
「じゃ、仕方ねぇか」
「なによ山神君、ずいぶんと物分かりがいいじゃない?なんかの薬、秒でキメたの?」
「キメてねぇし、なんかもういろいろ疲れたっていうか...とりあえず、もう少し二人を見守ることにします...」
「ホント、疲れるわよね、竹田君みたいな友人を持つと、心中お察ししまくりよ」
いや、おめぇのせぇだし。
竹田とチュンシクが手をつないだまま、歩いている。
様々な出し物を開催しているクラスメイトたちが、客や竹田とチュンシクに向かって勧誘活動をしている。
にぎやかな文化際の雰囲気に二人はにこやかに談笑している。
「部長、あの二人、なんか普通にイイ感じですね」
「そうね、なんか腹立ってきた、山神君、なんか面白いこと言いなさいよ!」
「え、えだまめ...」
「死ね」
竹田とチュンシクはなぜか、文化祭の出し物をほとんど無視して、階段を上がり始める。
「部長、次の階段上がったら屋上ですよね?」
「そうね、文化際で何も買わずに屋上行くってことは、もうそれどころじゃないってことね」
「それどころじゃないってどういう意味ですか?」
「人間の欲望にはたぶんだいたい3種類ぐらいあると思うの、物欲・食欲・性欲...つまり文化祭で何も買わず食わずに屋上ってことは消去法であとはアンダースタンドでしょ?」
「イエスアンダーズタンド、つまり性欲ですか?」
「そうよ!屋上だけに欲情?つまり性欲よ!」
「性欲っていうか、セッ●スですよね?」
俺の答えに部長は顔を真っ赤にしながら反論する。
「そ、そこまで言わんでいい!こっちはせっかくオブラートに包んでやったっていうのに...」
「部長、その反応、もしかして処女なんですか?」
「もしかしても、どちらかといわずとも処女よ!アンタだって童貞でしょ!」
「まぁ、一応、そうですけど...」
「童貞に、まぁも一応のねぇのよ、とっとと屋上にセッ●ス見に行くわよ!セッ●ス?」「セッ●ス?」
俺と部長と副部長は二人と時間差を作って、屋上のドアをそっと開ける。
竹田とチュンシクは屋上のベ
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