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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百四話 文化祭 その6
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第三百四話 文化祭 その6
『パブリックブレイク現象』とは。
ストレスの積み重ねによって、普通の社会人がある日、突然、発狂して怪物や異能者になってしまう現象の事である。
政府は、このパブリックブレイク現象で怪物もしくは、異能者になってしまった人間を、『パブリックモンスター』と命名した。

文化祭当日。
『K国』が軍事利用しているパブリックモンスター・カルは、大地の断罪剣士・工藤リンカの圧倒的な力に追い詰められてしまう。
自らの死をさとったカルは『K国』の命令により、国際条約で開発が禁止されている『無人殺戮兵器』の開発データをセイバーズに接触して、渡したことを明かし、拳銃自殺を実行する。
俺は、どこにも帰る場所がないカルを自殺に追い込んだ、リンカへの憎悪を抑え込み、リンカをアルティメットメディアクリエイター部の出し物である、おにぎりカフェに誘った。
そう、断罪剣士同士の争いに意味はないのだ。
リンカが文化祭の出し物である、おにぎりカフェを開催している部室に入る。
「おじゃまします」
部室にはメイド服に身を包んだ、部長と副部長がパイプ椅子に座って将棋を打っていた。
メイド服に身を包んだヨシノは、メイド目的に来店してきた客たちに囲まれ、写真撮影を行っている。
「部長!なんですかコレは!俺が想像していたよりも、繁盛してるじゃないですか!」
「いったい何を想像していたのか知らないけど、おにぎりの購入とメイド撮影をセットにしたら、この通りよ、そんでアンタ今までどこ行ってたの?」
「どこもなにも、体臭が原因でカードショップを入店禁止にされたパブリックモンスターのおっさんとメイドカフェで遊んだり、あと、テロリストのパブリックモンスターとおかっぱメガネとの戦いの仲裁に入ったり...」
「情報量が多すぎて逆に意味不明なんですけど、とりあえず私、今、副部長と将棋打ってて忙しいからあと頼んだわよ」
「ええ...」
リンカが真剣な表情で訪ねてくる。
「おい山神ムサシ、この黒くて四角いのを買えば、ヨシノ先輩への写真撮影が許可されるのか?」
「それ一応、おにぎりだから」
「どう見ても、黒い箱にしか見えないんだが...」
「とりあえず、500...あれ、値段が10000円になってる、部長、コレ一体どういうことですか?」
「どうもこうも、ブラックボ...じゃなくて、おにぎり一個500円、写真撮影でプラス9500円で10000円よ」
ぼったくりだ。
「あっ、そう...それじゃあ、10000円で...」
「10000円?安いっスね」
リンカは俺から受け取ったおにぎり(ブラックボックス)を速攻でゴミ箱にぶち込むと、写真撮影のためにヨシノのところに向かう。
リンカに弟を殺されたヨシノは、リンカの顔を見て、露骨に嫌そうな顔をする。
「どうして
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