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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百ニ話 文化祭 その4
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て、落とし穴から脱出する。
そして、リンカが次の攻撃の動作に入ろうとした瞬間には、カルの手刀がリンカのクビに直撃していた。
「これで、とどめ...!なぜなの?私の手刀が刺さらない...!」
そう、リンカは周囲の土や石を瞬時に首元に集中させて、リンカの手刀を防いだのだ。
「私は大地の断罪剣士...この地球上に存在する全ての土や石は私の支配下にある...」
カルは両手の伸縮自在の手刀を何度もリンカに放つが、すべてリンカが大地の断罪剣ガイアセイバーの能力で周囲の土や石を利用して創造した石壁にガードされてしまう。
「何度攻撃しても無駄ですよ...大人しく情報を提供してくれれば、あなたの国に返してあげます...」
「フン、『K国』に戻ったところで、発展途上国『K国』の食料問題が解決するわけじゃない!どうせ飢え死にするだけよ...アンタたちみたいな先進国の搾取野郎どもがこの地球上に存在する限りね!」
リンカの足元から、地面の土を突き破った伸縮自在のカルの手刀が飛び出してくる。
「地面に直接手刀を突っ込んだのか...!」
地面から飛び出したカルの手刀がリンカの、のど元に迫る。
死角からの攻撃に対してリンカは、ガイアセイバーの能力で自らの足元を崩し、落とし穴に落下する。
万有引力を利用してカルの攻撃を回避したリンカは地面に大地の断罪剣ガイアセイバーを突きさす。
そして、リンカが落下した落とし穴から学園内の土と石で構成された巨大な蛇がゆっくりと飛び出してくる。
そして、その蛇の頭にはガイアセイバーを両手に握った、工藤リンカの姿があった。
「騒ぎを起こすと、このクソみたいな文化祭の参加者どもに迷惑がかかるので、できればこの技は、使いたくなかったんですよね...」
カルは跳躍して、土と石でできた巨大な蛇の頭部に立っているリンカに向かって伸縮自在の手刀を伸ばす。
「いくら大きくても能力者を殺してしまえば!」
カルの手刀がリンカのクビに直撃する一歩手前で土と石でできた巨大な蛇がカルを飲み込む。
「パブリック・クラッシュ...!」
土と石でできた巨大な蛇に飲み込まれたカルは、蛇の内部から、手刀で蛇の解体を始める。
しかし、土と石でできた巨大な蛇はいつしか、大きな球体に姿を変える。
土と石で出来た球体に閉じ込められたカルを窒息死の恐怖が襲う。
「息が...できない...」
極度の呼吸困難にカルの目の前が真っ暗になる。
土と石で出来た球体が崩壊する。
気絶したカルの体が地面に落下する。
「さて、先程の質問については、あなが意識を取り戻した後に、PGSの本部でゆっくりと聞かせてもらいますよ...でもその前に...」
リンカは意識を取り戻したカルの反撃を予想して、ガイアセイバーでカルの四肢を切断しようとする。
しかし、その瞬間、リンカの
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