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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
サイヤ人編
第五話 地球の命運をかけた戦い
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ベジータが口を開く。
「とうとう、カカロットのお出ましか。」
「すまねぇな、ワサビ。状況だけ最後に説明してくんねぇか。」
「わかった。まずヤムチャがアイツらの手下の栽培マンってやつに、天津飯とチャオズがナッパに殺された。そして、ピッコロも悟飯をかばって死んでしまった。ナッパは俺たちで片づけたんだが、ベジータには全く歯が立たなかった。」
「そうか、ところであそこにいる奴は誰なんだ?」
そういうと、悟空はバーダックの方に指をさす。
「ああ、あいつは…」
「ただのサイヤ人だ。下級戦士のな。」
ワサビがバーダックの名を言いかけようとしたのを遮るように自分の名を明かさず、バーダックは悟空の問いに答えた。
「あんたはオラたちの味方なんだな?」
「…そうだ。」
「そっか、悟飯たちを守ってくれてありがとうな。それにしても、おめぇオラに顔が似てんな?」
「…。」
「ま、いっか。じゃ、オラはあいつと戦ってくる。おめぇたちはここで休んでてくれ。」
悟空はそう言い、神妙な顔をした。
「戦う場所を変えたい。ついてきてくれるか?」
悟空はピッコロたちの遺体が傷つくのを避けるために場所を変えることを提案した。
ワサビはこのことをすっかり忘れていたのは内緒だ。
だが運がよく遺体に亡くなった時以上の傷はついていなかった。
「好きにしろ。同じことだ。」
こうしてベジータたちは少し離れた場所へ移動をした。
悟空は空中を移動しながらベジータの気を感じ、そのあふれ出ん気の量にワクワクしていた。
「ワサビさ〜ん!!」
声の方を見ると、さっき逃がした悟飯とクリリンが飛んでくるのが見えた。
「大丈夫か?ワサビ?」
クリリンと悟飯は心配そうに声をかけてくれた。
「何とか生きているが、左腕がボロボロになっちまった。仙豆もさっき使い切っちまったし、どうすっかな…」
「まあ、ワサビが生きててよかったよ。」
「ワサビさん。あそこにいる人って…」
「ああ、お前のおじいちゃんだ。」
そういうと、悟飯は少し不安そうな顔をした。
「大丈夫だ。顔は怖いけど多分優しいと思うぞ。悟飯、おじいちゃんに挨拶してきなさい。」
「はい!」
そういうと悟飯はトテトテとバーダックの方に向かう。
「おじいちゃん。助けてくれてありがとうございます。」
悟飯に丁寧にあいさつされたバーダックは少し考えてから、
無言で悟飯の頭を撫でてやった。
ー悟空sideー
「ここを貴様の墓場に選んだというわけか。」
「いい話をしてやろう。サイヤ人は生まれてすぐ戦士の素質を検査される。そのなかでも特に弱い奴らが貴様のように大した敵のいない星に送られるのだ。」
「落ちこぼれ
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