暁 〜小説投稿サイト〜
秘めたる鮑を求めて
秘めたる鮑を求めて
[4/17]

[1] [9] 最後 最初
付けて精一杯抵抗する。
「グフッ…? いけないな…シュルネリ…? 肌が乾き始める程歳を重ねたとはいえ…貴様もまだまだ美人だ?」
「大きく張った乳房? これまた大きく張った尻? 扇情的な薄い桃色の唇? 透き通った青い瞳? 今すぐにでも奪い去りたいわ!」
 ドグラーは表情を激しく歪ませ、ねっとりと厭らしい目線をシュルネリに向け、彼女へにじり寄る。
「な…何を!……


…あっ……


…いやっ……嫌…!」
 ドグラーの意図を理解したシュルネリ。表情は青ざめ、身が震え上がり、ドグラーから逃げるように後ずさる。
 ドグラーは怯えるシュルネリの肩を両手で挟み込み、彼女を逃げられなくする。
「わしの仕入れた情報だと、リンダを産んでから、バラードとは全くまぐわっていないらしいな…シュルネリ?」
「グフフフ…? わしが貴様を思う存分犯し、母親から一人の女に戻してやろう??!!」
「やめて……いや……」

 ドグラーは自身の分厚い唇で、恐怖に震え嫌がるシュルネリの小さな唇を、ブチュッ?! と軽く鋭利的な音が鳴り、無慈悲にも奪った。
 すかさず舌をシュルネリの口膣に捻り込み、彼女の唾液をヂュヂュッ?! と力強く吸い上げる。
 同時に左腕をシュルネリの後頭部に回し、ドグラーの顔面目掛けて強く押し込む。
「うぐっ!! ぐぐっ!! ぐぐぅ!! んぐ!!」
 ドグラーの乱暴な接吻に対し、くぐもった声を上げ、目を最大限見開き、青い瞳から涙を溢れさせて苦しむシュルネリ。
 シュルネリの香しい唾液をズズッ?! と吸い上げ、彼女から顔を離し、それを芯まで味わうかの様に目を瞑りながら、ゴクリと飲み込むドグラー。
「はあっ!! はあぁ!! はあっ…! はあ…! はぁ…あ…ぁ……」
 ドグラーの接吻から解放され、空気を強く吐き出しながら弱々しく吸い上げるシュルネリ。唾液が口元からキラリと輝きながら零れ落ちる。
 そんな彼女目掛けて、ドグラーは全身で突撃し、床に叩きつけるかの様に突き飛ばす。
「ぐがっ!! うぐ…!! …あっ゛はあ゛…!」
 床に叩きつけられ、寝転がりながら接吻のダメージと体の痛みに苦しむシュルネリ。
 その衝撃で頭から外れた教帽が床の端まで転がった。
「旨いな…? 唾液の甘みとシュルネリのフェロモン…? それに熟女特有の加齢臭が合わさり、濃厚な味わいとなっている…? グフフフ…?」
「良い女だ…? シュルネリ?」
 ドグラーは舌舐めずりをし、ニタリと笑い、ねっとりとした目付きでシュルネリを見つめ、近づきながら彼女を批評する。
「もう一度言おう。娘は何処に居る」
 苦しみながら床に寝そべるシュルネリの側で冷たく言い放つドグラー。
「はぁ…! はぁ…! 教えない…! 教えるものですか…! こんな酷いこと…娘には絶対にさせ
[1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ