暁 〜小説投稿サイト〜
転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
サイヤ人編
第四話 待たせやがって…
[1/4]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
ベジータの戦闘力は18000。対するワサビの戦闘力は通常状態で3500だ。
一応、界王拳を使うことで戦闘力を何倍にも上げられるが、今のワサビではせいぜい3倍が限度だ。

これではバーダックの戦闘力と大して変わらず、どう考えてもこちらがじり貧になってしまう。
だから、時間を稼ぎ、悟空が来るまで耐えるのが俺の役目だ。

「どうした?まさかこの俺に怖気ついたのか?」

(落ち着け。相手の挑発に乗るな。相手の思うつぼだ。)

「来ないというならこちらから行ってやろう!」

瞬間、ベジータが地を蹴る。

(冷静に相手の動きを見ろ…とらえられないことはないはずだ。)

ベジータが右腕で殴り掛かってくるのが視えた。
俺はそれを体を右に動かし躱す。そしてがら空きの左横腹に向けてパンチを放つ。
だがそれはベジータの左腕で受け止められ、そのまま腕を引っ張られた。
そして無防備な腹に膝蹴りを入れてきた。「グハッ!」強い衝撃が体を襲った。だがしかし、息を整え追撃に来たベジータの後ろに回り蹴り飛ばす。
不意を突いた一撃にベジータは少し吹っ飛ばされたが、空中で姿勢を戻し再びこちらに突っ込んでくる。

「してやったりってところだろうが、俺にはそんな攻撃通用せんぞ!」

再び前からの攻撃を回避することに集中していたが、それを自前の戦闘センスで詠んだのか、俺の背後に周り背中にアッパーを入れてきた。そのうえ追い打ちにラッシュをかけられ、最後にドロップキックを食らい、岩場に叩きつけられた。


(あのベジータの攻撃を防いで時間稼ぎをしようというのが間違いだったな。単純に考えて無理に決まってるぜ。俺も覚悟を決めないといけねぇ…つーか俺今ベジータと戦ってるんだぜ?人生何があるかわかんねぇよな) 

ここでワサビは今までの防戦とは打って変わって限界まで気を上げ相手に食らいつく戦闘方法に切り替えることを決意した。

「界王拳3倍だ!デェェェア!!」

雷光のように迫りくる紅きオーラを纏うワサビに一歩ベジータは反応が遅れた。

眼前にまで迫りパンチを3発、足払いをしてベジータの体を宙に浮かす。そのまま両足で空中に蹴り上げて、再び距離を詰めた。しかしベジータも黙ってくらってばかりではない。
追い打ちをかけに来たワサビにカウンターの構えを取り、殴りかかってきたワサビに蹴りを当てに行く。だが正面から向かってきたワサビは虚空に消え、その瞬間上から強い衝撃がベジータを襲う。

ワサビは馬鹿正直に突っ込んでくると見せかけ、残像拳を使って上から急襲したのだった。

ベジータは地面にたたきつけられた。

(まだ足りない。相手をせめてでもひるませろ!)

ワサビは両手に気を溜めながら空を切りベジータに接近する。
「しまった!!」気
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ