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仮面ライダーリバイス 禁断の力
第十四章

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「遅れて済まない」
「皆大丈夫?」
 芽依も来て問うてきた。
「怪我してない?」
「この通り皆ピンピンしてるさ」
 笑ってだ、バスターが応えた。
「怪我はしてるけれどな」
「してるんですか」
「戦ってるからな」
 だからだというのだ。
「もうそれはな」
「仕方ないですか」
「ああ、しかしな」
 それでもというのだった。
「この通りな」
「皆さん大丈夫なんですね」
「そうだ、そこに援軍が来た」
 スラッシュの言葉も冷静なものだった。
「これで勝てる」
「そう言ってくれますか」
「そうだ、では宜しく頼む」
 スラッシュはセイバーに笑った声で言った。
「今からな」
「はい、やらせてもらいます」
 セイバーはこう言って早速己の剣を振るい戦闘に入った、そうして多くの戦闘員達をたおしていった。それで戦局はライダー達にかなり傾いたが。
 ライブとジャンヌはふと笑う声で言った。
「来るな」
「ええ、今ね」
「遂にな」
「この時が来たわね」
「やはりわかるか、君達は」
 門田はブルーバードの本部から通信で言ってきた。そこから戦局を見つつそのうえでの言葉だった。
「流石だな」
「はい、感じました」
「今確かに」
 兄妹で門田に答えた。
「来るって」
「バイスと一緒に」
「君達が言うなら間違いない、では来た時にだ」
 まさにその時にというのだ。
「宜しく頼む」
「そうさせてもらいます」
「是非」
 二人も応えてだった。
 そのうえで戦い続ける、そこにだった。
 二人のライダー達が来た、そのうえで言ってきた。
「全部思い出した!」
「そして新たな契約結んだぜ!」
「詳しい話は後でするからな!」
「今は一緒に戦おうぜ!」
「よし来たな兄ちゃん!」
「バイスと一緒にね!」
 ライブとジャンヌはバイスだけでなく彼と共にいるリバイも見て喜びの声をあげた。
「これで勝てるわ!」
「この戦いはな!」
「俺っち達が来れば無敵だぜ!」
 バイスはいつものノリで二人に応えた。
「大二もさくらも他の皆も宜しくな!」
「こちらこそな」
「ラブ〜〜〜」
 今度はエビルそして今は武器に変身しているラフコフが応えた。
「一輝も屑も頑張れ」
「宜しく頼むな」
「屑は余計だろ、相変わらず毒もあるな」
「それは愛情表現だろ」
 リバイはラブコフに言うエビルに返した。
「だからな」
「一々言っても仕方ねええか」
「そうだよ、それよりもな」
「ああ、今はだよな」
「戦おうな」
 こう言うのだった。
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