第二十五章
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応えるようにして声をあげた。両手を広く掲げると周囲に無数のバイクに乗ったヘルメットの者達が姿を現わした。
「ライオトルーパーか」
草加がそれを見て言った。
「しかも尋常な数じゃない」
「一万人です」
村上は誇らしげな様子でそう答えた。
「一万人だあ!?」
「まさか全てのオルフェノクを」
「そうです。我がスマートブレインの全社員をね。動員したのですよ」
村上は海堂と長田に言う。
「それだけではなく海外からも集めましたが。つまりこれは」
「オルフェと俺達の決戦ってわけか」
「その通りよ」
影山が妖艶でありながら酷薄な笑みを浮かべながら乾に答えてきた。
「それだけに村上君が頑張っちゃって」
「生きているオルフェノクを皆集めたんだよ」
今度は北崎が述べた。
「一万人というがそれではきかない」
ジェイも言う。
「どれだけいるかはわからない。だが今我々に賛同するオルフェノクは全員集まっていると言っていい」
「そうだ。これがパーティーだ」
今度言ったのは澤田であった。
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