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その小さな女の子のことが気になってしまったんだが、どう接していけばいいんだろう
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 お盆の間もななのちゃんはお肉屋さんに行っていて、元気にやっているようだった。

「シュウ 昨日 お肉くれたから、持ってきたよ ステーキ肉だよ 後で、焼いて食べてね」と、僕が帰るとななのちゃんが・・・

「そうか それは いいなぁー でも ななのの給料替わりなんだろー お金 払うよ」

「嫌! そんなのー 私とシュウの間で・・そんな他人みたいなの・・」と、すねたような顔をしていた。

「あー ごめん じゃぁ 有難くいただくとするかー」

「うん あのね 売上がいつもより増えたんだってー おじさんが私のお陰だって言ってくれたんだよー」

「そうかぁー ななの 頑張ってたもんなぁー あんな ななの見たの 初めてだったよ」

「そう 私 あんなの 才能あるんカナー」

「いや ななのは 何にでも 一生懸命だから・・ あのさ 今年は 木之本行く?


「ウン 行きたい もう ずーと行ってないモン お義母さんとおじさんに会いたい」

「ふーん お義母さんとおじさんなんか? 変なの」

「だってー お義母さんはお義母さんって感じなんだものー」

「でも きっと 喜ぶよ かがみさんも2人目が生まれて 女の子な なんて名前だったかなー 忘れた」

「まぁ 感心ないのー?」

「そ〜いう訳じゃぁないけど・・ なんか あいつは 僕の同級生だよ 不思議な感じでなー」

「ふ〜ん そんなもんなんカナー かってバカ言ってた彼女がお母さんなんてネ」

「いつ かがみさんが彼女だなんて言ったよー どっちかと言うと 苦手な部類だったから」

「わかってるってー シャウの好みは 私みたいなんだからネ ねっ」

「ななの・・・ ホッペがへこんできてるぞー」と、ななのちゃんのお尻をポンとしたのだが・・

「いやぁーぁ」と、腕を抱え込むようにして座り込んでしまっていた。

「あっ すまん ななの ふざけたつもりだったんだけど ごめんな」

「・・・ごめんなさい 私・・ いきなり だったから・・ そんなつもりじゃぁないのよ だけど急に 怖くなって・・思い出してしまったみたい 本当にごめんなさい」

「あっ あぁー ななの ぼくは・・ 君のことが・・いや これから、気をつける」

「ううん 私が変なのよね シュウのことは 大好きよ・・ シュウだったら平気と思ってたの・・ わかってるんだけど・・昔のことが・・ 私 どうしよう」と、ななのは顔を手でふさいで泣き出しているようだった。僕は、しばらくななのの肩を抱きしめていた。 
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