暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーファイズ 小さな星の話
第十七章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
相手と死闘を繰り広げていた。葦原の爪がバットオルフェノクを襲う。
「うおおおおおおおおおっ!」10
 野獣そのものの動きでバットオルフェノクを引き裂こうとする。空を飛んでも跳躍で追いつく。そのまま空中戦に持ち込む。
「氷川君」
 小沢が氷川に通信を入れていた。
「いい?オルフェノクの動きだけれど」
「はい」
「アンノウンのパターンと酷似しているわ」
「そうなんですか」
「ええ。だからね」 
 そう述べたうえでまた言葉を続ける。
「落ち着いていって。むしろ」
「むしろ?」
「オルフェノクの動きは人に似ているわ」
「人に」
 そこにスクィッドオルフェノクの墨が来た。しかし彼はそれを右に身体を捻ってかわす。
「どう?似てるでしょ」
「はい、確かに」
「そういうことよ。だから慣れていればある程度はわかるわ」
「アンノウンに似ているけれど人間の頭で動く」
「わかったわね」
 ここに氷川の答えがあった。彼は小沢のその言葉を受けて戦いを進めていくのであった。
 長田は影山と、海堂はジェイとの戦いであった。だが彼等の苦戦もかなりのものであった。
「うっ!」
「くっ!」
 二人共相手の拳にそれぞれ吹き飛ばされる。そしてもんどりうって倒れてしまった。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ