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仮面ライダーファイズ 小さな星の話
第十三章
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「!?」
 津上の携帯のベルが鳴った。着信を見ると啓太郎のものであった。彼は立ち上がろうとしたところで動きを止めて啓太郎に問うのであった。
「啓太郎、どうした?」
「たっ君、大変なんだよ!」
 彼は電話に出るなりそう叫んできた。
「大変だって!?」
「うん、ラッキーグローバーが出て来たんだ。それも全員!」
「何!?」
「結花さんが今いて海堂さんも呼んだけれどとても無理だから。だから」
「わかった、すぐに行く。場所は?」
「川辺の道。すぐ来て」
「よし」
 乾はそれに頷く。すぐに電話を切ってそこにいる面々に言った。

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