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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
サイヤ人編
第三話 激突!サイヤ人
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また夢だからな。」
ベジータ「全く人をイラつかせるのがうまいヤロウだ…」
再び激しい戦闘がおこった。
空中で凄まじい攻防が繰り広げられている。"ドラゴンボール"でいう空中でピシュン!ピシュン!ってする奴だ。
ややベジータの方が優勢か。しかしバーダックもベジータに食らいついている。
ベジータ「くらいやがれ!」
両手に気をためて気弾を乱射する。
「ダリャリャリャリャリャ!!」
バーダックは次々に放たれる球を躱していくが放たれる数が多く、1発…2発と徐々にくらってしまった。
「そこだ!」 気弾によりバーダックがスタンしたのを見逃さずに、狙いを定めより気を乱射する。
「クソが…」 バーダックは戦闘服が一部破壊されて、体のところどころに傷を負っていた。
ベジータ「下級戦士にしてはよくやった方だ。せめてもの情けで俺が一撃で葬ってやろう。」
バーダック「こんなところで…俺はやられるわけにはいかねぇんだ…」
ベジータが紫の禍々しい気を両手に、バーダックが青白い気を片手に溜める。
「ギャリック砲!」 「くたばりやがれ!!」
ギャリック砲に気弾が牙をむくが、徐々に押し返されてしまう。
「ちくしょう…」バーダックも気を上げて押し戻そうとするが、先ほどのダメージも大きくその場しのぎにしかならなかった。
ついにバーダックの気はほとんど尽きてしまった。
バーダック「こんなところで…」
ベジータ「終わりにしてやる!ハァァ?」
ベジータはここぞとばかりに気を上げた。
禍々しい光線はバーダックのを飲み込む……
ことはなかった。
間一髪のところでワサビが間に入りバーダックを抱えギャリック砲を躱したのであった。
ギャリック砲は少し離れた巨岩を粉々に粉砕した。
ワサビ「少し休んでいてくれ。俺がアイツの気を引く。」
バーダック「…。」
そう、一言いうとワサビはベジータの方に向かっていった。
バーダック(俺は再び敗北するのか…また守れねぇんか…くそったれ。)
弱音を怒りとともに吐き捨てた。
ベジータ「今のうちに逃げればよかったものを。のこのことでできて、どうやらほんとに死にたいらしいな?
ワサビ「俺は死ぬつもりなんか毛頭ねぇよ。かかってこいよ…おぼっちゃま」
相手をあおるように言葉をまくしあげていく。
俺に完全に気をそらさせるためだ。
ベジータ「口だけは達者のようだな?ナッパの野郎には簡単に勝てたかもしれんが、俺様には通用しないぞ?」
ワサビ「それは俺が決めることだ!」
こうして最終決戦の幕が開かれた。
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