第六百九十六話 肉だから合うその七
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「ワインもね」
「飲むことだね」
「そうしていきましょう」
こう言ってだった、クララは自分のグラスの中のワインを飲み干すと自分で注ぎ込んでまた一口飲んだ。
兄弟でそうしていってだった。
肉を焼いて食べつつワインを飲んでだ。
肉を食べ終えると冷麺となったが。
その冷麺を食べてだ、トブはこんなことを言った。
「冷麺のこのコシがね」
「凄いよね」
「僕大好きなんだよね」
「これ緑豆入れてるからなんだよね」
「このコシだね」
「そうなんだよ」
ベンはそのトブに話した。
「冷麺のコシは」
「緑豆あってだね」
「そう、それでね」
それ故にというのだ。
「このコシでね」
「美味しいんだね」
「そうだよ、普通の麺はね」
「パスタでもね」
「麦とかお米だけで」
「コシがあってもね」
「ここまではね」
とてもというのだ。
「ないけれど」
「それがだね」
「冷麺はね」
「緑豆を入れてるから」
「このコシなんだよ」
「そうだね」
「それでね」
ベンは自分も冷麺を食べつつ話した。
「韓国では焼肉食べたら」
「〆はだね」
「今はデザートも食べるけれど」
「冷麺をだね」
「もう絶対にね」
それこそというのだ。
「お腹一杯でもね」
「食べるんだね」
「これは別腹と言って」
それでというのだ。
「食べるんだ」
「そうなんだね」
「冷麺なくして」
「焼肉はないとか?」
「まさにね」
その通りと言うのだった。
「考えられてるみたいだよ」
「そこまでなんだ」
「だからね」
それでというのだ。
「僕達もだよ」
「皆で冷麺を食べるんだ」
「そうだよ」
この様にしてというのだ。
「こうしてね」
「セットだね」
「そうだよ」
「そこまでなんだね」
「だからこうしてね」
「冷麺も食べるんだね」
「楽しんでね」
「成程ね」
「冷麺もいいのよね」
ケイトは食べつつ言った。
「本当に」
「ケイト好きなんだ」
「昔からね」
「そうだったんだ」
「学校でも結構食べてるの」
「それは知らなかったよ」
「そこまでね」
それこそというのだ。
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