第一章
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した」
青年もそれを認める。
「しかし貴方はまた戦わなければなりません」
「どういうことかな、それって」
彼はその言葉を聞いて顔を上げる。そして身体を起こしてきた。
そのまま青年の顔を見据える。そのうえで問うた。
「そもそも俺に戦わなければならないってどういうことなんだか」
「オルフェノクはまだ存在しています」
「オルフェノクとか」
「それだけではないのです。考えたことはありませんか?」
「何?」
草加はその言葉に目を鋭くさせた。
「どうして生まれたのか。そして王とは何者なのか」
「何が言いたいんだ、あんたは」
「それを確かめるのが貴方の運命なのです。そして」
「戦うこともね」
「御前・・・・・・」
そこに現われたのはあの青い服の女だった。草加はその女の名を呼んだ。
「スマートレディ!貴様ァッ!」
怒りで顔を歪めさせスマートレディに襲い掛かろうとする。しかしそれを青年が止めた。
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