第八幕その一
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第八幕 小川で遊んで
この日はお休みでした、それでオズマは皆に朝ご飯を食べている時に言いました。
「今日は川に遊びに行かない?」
「川ですか」
「そちらにですか」
「泳いでもいいし」
皆ににこりとしてお話します。
「他の川遊びをしてもいいでしょ」
「今日は休日なので」
「だからですね」
「くつろいで、ですね」
「遊ぶんですね」
「お昼は川辺でバーベキューを食べて」
そうもしてというのです。
「遊ばない?」
「いいね」
かかしがにこりとして応えました。
「水田ではお水が多くてね」
「お水は馴染んでいるけれど」
「それで川もあるけれど」
「ここからちょっと行った谷の方にあるね」
「小川に行くんだね」
「そうしてね」
そのうえでとです、オズマはかかしに答えました。
「皆で遊びましょう」
「あの谷だね」
樵はオズマのお話を聞いて言いました。
「あそこは川辺が石や岩の場所でね」
「バーベキューをするにも向いてるでしょ」
「石や岩の周りには木も多くてね」
「景色も奇麗でしょ」
「遊ぶには最適の場所だね」
「だからね」
それでというのです。
「今日はね」
「あそこに行って」
「楽しみましょう」
「じゃあ皆僕に乗るといいよ」
ガンプはにこにことして言ってきました。
「今回あまり皆乗せていないけれど」
「今日はよね」
「うん、皆を乗せて」
そうしてというのです。
「そしてね」
「小川まであっという間に行って」
「すぐに楽しもう」
「それじゃあね」
オズマはガンプの言葉に頷きました、今日の朝ご飯は刻んだお葱を入れた納豆とほうれん草のおひたしに川魚を焼いたものにお味噌汁です、納豆をご飯にかけてそのうえで食べながらそうして言うのでした。
「食べ終わったら」
「皆でだね」
「遊びに行きましょう」
ムシノスケ教授にも応えました。
「是非ね」
「遊ぶことも学問だよ」
教授は目を笑みにさせて言いました。
「そこから多くのものが学べるからね」
「そうよね」
「ではね」
「食べ終わったら行きましょう」
こう言ってでした。
朝ご飯を食べ終わると皆でガンプに乗ってそのうえで谷のところにある小川に行きました、そこでなのでした。
皆まずは釣りをはじめました、そうするとです。
色々なお魚が釣れます、それでジャックは言いました。
「何か釣り糸を入れたらね」
「それでよね」
岩場に並んで座って一緒に釣りをしている恵梨香が言いました。
「すぐに釣れるわね」
「そうだね」
「それも色々な種類のお魚がね」
「そうだね、それで釣って」
ジャックは鮎を釣って言いました。
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