第六百九十六話 肉だから合うその四
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「赤ワインにね」
「よく合うね」
「韓国人はお酒もよく飲むけれど」
このことでも有名である。
「連合一の大食の国で」
「それと共にね」
「ロシア人の次位にね」
そこまでというのだ。
「かなりね」
「飲むお国柄だね」
「そうだけれど」
それと共にというのだ。
「それがわかるわ」
「焼肉ってお酒と滅茶苦茶合うからね」
「こうしてワインにもね」
「そうだよね」
ベンもワインを飲みつつ応えた、兄弟姉妹五人でワインをどんどん空けていっている。肉もキムチも食べながら。
「僕も実感してるよ」
「お兄ちゃんもうすぐ一本目空けるわね」
「うん、凄い勢いで食べて」
「飲んでるからね」
「そうなってるね」
ベンは自分のボトルを見て答えた。
「実際に」
「そうよね」
「キムチとかナムルだけでもね」
「お酒に合うわね」
「凄くね」
まさにというのだ。
「考えてみれば韓国料理ってね」
「こうした味だから」
ケイトが言ってきた。
「大蒜と唐辛子の」
「刺激の強い味だから」
「お酒に合うわね」
「そうだよね」
「だからあちらでは」
韓国ではというのだ。
「お酒をね」
「物凄く飲んでるね」
「ロシア人は寒いから飲むけれど」
「韓国人はお料理がお酒に合うから飲むのかな」
「そうかもね、これは焼酎とかマッコリに最適よ」
ケイトはキムチを食べつつ話した。
「もうこれだけでね」
「お酒どんどん進むね」
「そうなるわ」
間違いなくと言うのだった。
「当然ね」
「そうだね」
「とはいっても」
ここでだ、ケイトはこうも言った。
「爆弾酒はね」
「ああ、韓国のあのお酒だね」
「ジョッキ一杯のビールにコップ一杯のウイスキーをね」
「コップごと入れてね」
「飲むのよね」
「あれ滅茶苦茶酔うみたいだね」
ベンは一本空けてもう一本出してから話した、コルクは自分で抜いた。
「聞いたお話だと」
「そうみたいね」
「あれはね」
今度はお肉を食べて話した。
「どうも」
「私あれは飲まないから」
ケイトは言い切った。
「お酒を混ぜて飲むのはね」
「よくないからね」
「コップに入れるお酒は一種類で」
「飲むことだね」
「混ぜると」
複数の種類の酒をというのだ。
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