第五章
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「話をしたい」
「そうですか」
「だからだよ」
狩崎は大二にこれ以上はないまでに真剣な顔で告げた。
「今は話すことは控えたい」
「わかりました、それじゃあ」
「ブルーバードに関係のある全てのライダーに召集をかける」
門田はこの決断を下した。
「そしてすぐにだ」
「さいたまアリーナにですね」
「向かうぞ」
大二に強い声で言ってだった。
ブルーバードは彼とカゲロウだけでなく空手道場に行っていたさくらにそこにいた牛島光そして夏木花と玉置豪にも召集をかけた、そのうえで狩崎の調査のことを話したが。
牛島今は仮面ライダ^ーデモンズとなれる彼は血相を変えそのうえで言った。
「まさかギフが復活するなんて」
「思わなかったよね」
「まさか」
さくらもラブコフも驚きを隠せないでいる。
「そうはなって欲しくないけれど」
「けれどその危険はあるわね」
さくらはこの最悪の事態を否定しなかった、もっと言えば出来なかった。
「そうよね」
「ラブーーーー・・・・・・」
「すぐに行かないといけないわ」
花は行動に移すことをよしとした。
「それじゃあね」
「はい、行きましょう」
玉置は花のその意見に頷いた。
「そうしましょう」
「ええ、まずはね」
「行かないとはじまらないですから」
「その通りだ、全員で行かないと危ういだろう」
狩崎も言った。
「では仮面ライダーになれる者は皆出るということでいいか」
「留守は俺が守る」
門田は自分に顔を向けた狩崎に毅然とした声で答えた。
「すぐに行ってくれ」
「大型の垂直離着陸航空機を借りていいな」
「それで行ってくれ」
「ではな、皆私が操縦する。それに乗ってくれ」
「あれっ、博士航空機の操縦も出来たんですね」
「ほぼ自動のものだ、誰でも操縦出来るが経験者が操縦した方がいいだろう」
狩崎は玉置に話した。
「だから私が操縦する、いいだろうか」
「はい、お願いします」
玉置も他のライダーに変身出来る者達も頷いてだった。
皆彼が操縦する航空機でさいたまアリーナに向かった、この時ノーザンベースにおいても動きがあった。
ソフィアは異変を察知してライダー達を集めて彼等に告げていた。
「禍々しい気配が刻一刻と大きくなっています」
「さいたまアリーナの方だな」
尾上亮が剣を右手に背負う様にして持ちつつ応えた。
「そちらからだな」
「はい、このまま放っておくとあまりにも危険です」
「すぐに行くべきだな」
ユーリは落ち着いているが強い声でソフィアに応えかつ仲間達に話した。
「ここは」
「そうです、今からです」
「はい、すぐに向かいます」
神代玲花は即座に畏まった態度で応えた。
「そうします」
「相手にもよるが誰が残るべき
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