第百三十九話 群雄、戦を終わらせるのことその一
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人の妖女を囲みだ。一斉に身構える。そうしてだ。
今度は魏延がだ。二人に対して言ってきた。
「桃香様のところには行かせん!」
「あら、忠義ね」
「それによってなのね」
「そうだ。私は桃香様の忠臣!」
その自負と共に言うのだった。
「だからこそ何としても御護りする!」
「言うわね。ならその忠義」
「叩き潰してあげるわ」
二人は魏延のその言葉を嘲笑で受けた。そしてだった。
そのうえでだ。構えを取りだ。一同と戦うのだった。本陣においても死闘が繰り広げられていた。
しかしその中でだ。孔明と鳳統はだ。
その本陣での戦いを目の前にして戸惑う劉備達にこう言うのだった。
「大丈夫です、ここはです」
「桃香様は歌に専念して下さい」
「桔梗さん達は必ずあの二人を倒してくれます」
「ですから」
「私達は歌うのね」
今は歌を止めている。そのうえで孔明達に問うたのである。
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