第十四話 添星その九
[8]前話 [2]次話
「その様に。ですから」
「運命もですね」
「変わることをです」
「望まれていますか」
「ですから是非」
「俺達はですね」
「そのお心を忘れないで下さい」
絶対にというのだ。
「お互いを護り合う気持ちを」
「その気持ちを」
「そうすれば」
「運命はですか」
「変わります」
こう封真に言った。
「僕はそれをです」
「望まれていますか」
「無理だとです」
その様にというのだ。
「思いつつも期待もです」
「していますか」
「希望は持っていいですね」
封真に問う様にして言った。
「そうですね」
「希望は誰でもです」
「持っていいですね」
「俺はそう思いますが」
「そうですね。では」
「貴方もです」
牙暁に微笑んで話した。
「希望は持たれていいとです」
「思われていますか」
「ですから」
それ故にというのだ。
「貴方もです」
「そうですね、では」
牙暁は微笑みになった、そのうえで封真に応えた。
「貴方達にです」
「希望を持たれて」
「見守らせてもらいます」
「そうしてくれますか」
「はい」
まさにというのだ。
「そして希望がです」
「適い」
「貴方達が敵味方に別れても」
そうなってもというのだ。
「再びです」
「三人で、ですね」
「幸せになれることをです」
「願ってくれますか」
「そうさせて頂きます」
「そうですか、では」
「はい、それでは」
封真に微笑んで話した。
「貴方が地の龍になりましても」
「その時もですね」
「希望を持って」
そのうえでというのだ。
「共にいさせてもらいます」
「そうですか、では」
「はい、今から貴方は深い眠りに入り」
「夢もですか」
「見なくなりますが」
そうなるがというのだ。
「また」
「こうしてですね」
「お会いしましょう」
「それでは」
こう話してそしてだった。
牙暁は今は封真の前から姿を消し封真は深い眠りに入った、その次の日は休日で試合があったがその試合をだ。
小鳥は観戦しに行ったか会場の入り口でだ。
「神威ちゃん来てくれたのね」
「ああ」
神威は小鳥に微笑んで答えた。
「そうさせてもらう」
「そうなのね、それじゃあ一緒にね」
「試合を観るか」
「そうしよう」
神威に微笑んで提案した。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ