第七十四話 自衛隊の後はその六
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「話題変えるけれど」
「ああ、そうするの」
「それで何お話するのよ」
「いや、私達今日本酒飲んでるでしょ」
ぽん酢で生牡蠣を食べつつ話した。
「日本酒って今世界的に注目されてるそうね」
「和食が注目されたら」
「それならね」
「当然お酒も注目されるからね」
「お茶もそうなってね」
「それでなのよね、お米でお酒造るって」
これはというのだ。
「アジアではあるけれど」
「麦が主食だとね」
「やっぱりビールかウイスキーになるし」
「昔から飲まれてるしね」
「古代エジプトから」
「それにワインね」
一華はこの酒のことも話に出した。
「世界的には」
「ワインもね」
「昔から飲まれてるからね」
「ビールと一緒に」
「古代ギリシアとかローマでも」
「他にも玉蜀黍とか」
この作物からもというのだ。
「造られるしね」
「そうそう、バーボン」
「コーリャンからも出来るしね」
「稗や粟からも」
「色々あるのよね」
「林檎からも造って」
一華はシードルのことも思い出した。
「兎に角色々なものからお酒造られるのよね」
「その中でお米ってなると」
「案外少数派で」
「日本酒っていう位日本じゃメジャーでも」
「世界的には少ないのよね」
「そうなのよね、日本でもね」
その日本酒の国でもというのだ。
「焼酎なんかね」
「薩摩芋とかサトウキビから造るしね」
「ビンガもサトウキビからだけど」
「黒糖焼酎もいいのよね」
「このお酒も」
「それで日本酒はね」
この酒はというのだ。
「最近やその焼酎だけじゃなくてビールにね」
「ああ、ビールね」
「お店でも沢山あるわね」
「あちこちの企業が出してるし」
「八条グループだってね」
「もう一番メジャーなのは」
そうした酒はというのだ。
「日本でもね」
「ビールよね」
「もう夏なんか特に売れるわ」
「居酒屋さんでもね」
「何と言ってもビールよね」
「けれど」
それでもというのだ。
「最近世界的にね」
「日本酒注目されて」
「人気みたいね」
「それでクールジャパンの一環として」
「売られてもいるのよね」
「そうみたいね、実際飲むと」
言いつつ飲む一華だった。
「これが美味しいのよね」
「そうそう」
「これがね」
「凄く美味しいのよね」
「日本酒もね」
「飲み過ぎるとよくないっていうけれど」
糖分が高い為糖尿病になるのだ、事実飲み過ぎでこの病になってしまった者は世にかなりいたりする。
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