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仮面ライダーAP
女湯編 エージェントガール&レジスタンスガールズ 中編
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でに黙らせている。

 そんなニッテ達の圧倒的な気迫を目の当たりにしたヘレンは、仮面ライダーと共に街を奪還したという「オーファンズヘブン解放戦線」の底力を垣間見ていた。
 彼女達が居るなら、この街は何の心配も無い。そう確信させてくれるニッテ達の目力に微笑を浮かべるヘレンは、そのまま気兼ねなくテントに向かおうとするのだが――そんな彼女の背中を、エメラダが呼び止めた。

「あ、そうだ……今上がったばかりだから、この夜風だと湯冷めしちゃいそうなのよね。……その黒コート、ちょっと借りても良いかしら?」
「……えぇ、どうぞ。『男物』だからサイズは合わないと思うけど……それで良いなら」

 ヘレンが常に羽織っている、漆黒のロングコート。男性用のサイズであるそれを求めたエメラダは、意味ありげに目を細めていた。
 そんな彼女の「経歴」を知っているヘレンは、その申し出が意味するものを表情から察し――無骨で無愛想な無頼漢(仮面ライダータキオン)を愛してしまった女同士として、苦笑を浮かべる。お互い苦労するわね、と言わんばかりに。

 やがて、彼女から黒コートを受け取ったエメラダはすぐさま袖を通し、その匂いと温もりに至福の笑顔を咲かせている。そんな彼女の表情を目にした周囲の男達は、狙っていた女がすでに「誰かのモノ」になっていた事実を悟ると、脳を破壊されたかのように両膝を着くのだった。

 ◆

 エメラダに黒コートを預けて「見張り」を任せたヘレンは、艶やかな唇から甘い吐息を漏らしつつ、熱いシャワーを生まれたままの姿で受け止めていた。
 透き通るような白い柔肌はありのままに曝け出され、その豊満な肢体に暖かな雨が降り注いでいる。熱い雫は蠱惑的な女体を上からなぞるように滴り、凹凸の激しいボディラインをその動きで描き出していた。

「んっ……はぁっ……」

 最近、Jカップのブラジャーでもきつく感じ始めたほどの爆乳。第一線の特務捜査官として鍛え抜かれ、引き締まっているくびれたウエスト。安産型のラインを描き、むっちりと実っている超弩級の爆尻。
 そんな彼女の扇情的過ぎるボディラインを暖かな雫が伝い、その白く瑞々しい柔肌の汚れを落としている。一糸纏わぬ極上の女体が、このテントの中で完全に露わにされていた。

「はぁ、ん……」

 恍惚の表情で背中を弓なりに反らせて、どたぷんっと弾む豊かな果実を前方に突き出し、その胸で熱い雨を受け止めるヘレン。そんな彼女の透き通るような白い裸身は、さながら一つの芸術作品のようですらあった。
 両手を後ろに組んだ彼女の腋は無防備な窪みを曝け出し、突き出された爆乳が淫らに揺れ動く。背中を反ったことで後ろにぷりんっと突き出される格好になった白い爆尻も、蠱惑的な曲線を描いていた。男兵士達が夢想している以上の「絶景」が
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