女湯編 エージェントガール&レジスタンスガールズ 中編
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ノバシェードがオーファンズヘブンから撤退した後、避難民の救援に駆け付けて来た正規軍部隊。その隊員である男兵士達も、ニッテ達の突出した美貌と色香には釘付けになっていた。
中には救援にかこつけて彼女達に手を出そうとした結果、部隊に同行していたヘレン・アーヴィングに股間を蹴り上げられた者も居たくらいだ。もし彼女が救援部隊に志願していなかったらニッテ達は今頃、無防備なシャワー中に思わぬ「夜襲」を受けていたのかも知れない。
自分達の美貌とプロポーションをある程度自覚しているからこそ、そのリスクを常に考慮せねばならなかったニッテ達にとって、ヘレンの存在は大きな助けとなっていた。
エンデバーランド事件の英雄を前に、獣欲塗れの蛮行に走れる「勇者」など居ない。仮に居たとしても、ヘレンの鮮やかなハイキックによって即座に沈められていただろう。対策室の同僚達も慄くほどの威力を誇るヘレンの蹴りは、常人が耐えられるようなものではないのだから。
「……さ、最高でしたっ! ありがとうございます、アーヴィング捜査官っ!」
「ふふっ、それは良かったわ。この国は軍用糧食こそ最悪だけど、入浴設備のクオリティは他国からも評判が良いのよね。私も結構気に入ってるの」
ヘレンの言葉に満面の笑みを咲かせ、互いに笑顔を向け合うニッテ達。その様子に微笑を浮かべるヘレンの前に進み出たのは、褐色の極上ボディから甘い色香を漂わせているエメラダだった。
「本当に生き返るような気持ちだったわ。ありがとう、ヘレン捜査官。あなたもずっと『見張り』ばかりで疲れるでしょう? 私が代わるから、あなたもどうかしら」
「そうね……それなら、お言葉に甘えて私も一浴びして来るわ。ありがとう、エメラダさん」
年齢も近く、どこか他人とは思えなかったエメラダからの申し出を快く聞き入れ、ヘレンは自身もシャワーを浴びようとテントに向かって行く。その瞬間、周囲の男兵士達はギョッと目の色を一変させていた。整然とした軍服姿の男士官達も、思わず足を止めている。
106cmもの超弩級爆乳と、98cmという極上の爆尻をぶるんっと揺らしているあのヘレン・アーヴィング捜査官が、テントの布1枚の向こう側でその白い裸身を露わにする。この国の男達が揃って喉を鳴らし、いつか必ず手に入れてやると意気込んだ極上の女体が、あのテントの中で生まれたままの姿になる。スーツの上からでもはっきりと主張されているあの爆乳が、くびれた腰が、はち切れそうなあの爆尻が、一糸纏わぬ姿となる。
その情報を聞き付けた周囲の男兵士達は、一斉にテントの方に注目するのだが――今度はエメラダの双眸から放たれる鋭利な殺気が、彼らを制していた。さらに、ニッテ達が続けざまに放った冷酷な眼光が、欲深な男共を完膚無きま
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