女湯編 エージェントガール&レジスタンスガールズ 前編
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れた目鼻立ち。その絶世の美貌もさることながら、彼女のグラマラスな肉体は見る者達の視線を男女問わず集めるほど蠱惑的なものであった。
ロングコートの下に着ているスーツやパンツを内側から苛烈に押し上げている、超弩級の爆乳と爆尻。その特大の果実は整然とした黒スーツでも全く押さえ込めておらず、今にもはち切れてしまいそうなほどに繊維を緊張させている。次の瞬間には破けてしまいそうなほど張り詰めているが故に、その淫らな曲線はぴっちりと衆目に晒されており、その「絶景」を目にした誰もが、スーツの内側に隠された彼女の柔肌に想いを馳せていた。
色事の類には興味が一切無い、と言わんばかりの怜悧な佇まいではあるが。その首から下にある豊満な肉体は、彼女の「女」としての価値をこれでもかと主張している。ロングコートでも隠し切れていないその色香に、キャンプ地の男達は常に目を奪われているようだ。腰のホルスターに収められている自動拳銃「ワルサーPPK」の銃身が見えていなければ、誰も彼女を特務捜査官だとは思わないだろう。
雄の欲望を具現化したような、淫らに弾む豊穣な乳房。丈夫な子を産むことに秀でた、安産型のラインを描く特大の臀部。
戦うために鍛え上げられ、細く引き締まっている腹筋と腰回りに対して。その膨らみはあまりに大きく、身動ぎするたび上下左右にぶるんっと弾み、その淫靡な揺れで男達の視線を絶えず惹き付けている。彼女の白く扇情的な柔肌から分泌される、濃厚にして芳醇な女のフェロモンは、スーツやロングコートにもじっとりと染み付いていた。夜風に流されて男達の鼻腔に届けられたその匂いも、彼らの理性を狂わせているようだ。
「アーヴィング捜査官……!」
半年前の「エンデバーランド事件」で活躍し、政府から勲章まで授与された女傑。そして、ノバシェード対策室所属の特務捜査官でもあるこの国の英雄――ヘレン・アーヴィング。
そんな彼女がテントの出入り口で目を光らせていたからこそ、ニッテ達も心置きなくシャワーを堪能出来ていたのだ。この某国の誰もがその名を知っている英雄と改めて対面し、湯上がりのニッテ達は思わず背筋を正してしまう。
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