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仮面ライダーAP
北欧編 仮面ライダーRC&レジスタンスガールズ 最終話
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通している警察、軍隊、抵抗組織(レジスタンス)のメスガキ共。そして、仮面ライダーの坊主共。全員揃って、LEPの「お勉強」に付き合わせちゃって申し訳ないねぇ。まさかあいつらも、今回のテロが単なる「演習」だったとは思いもしねぇだろうよ。

 ――それもこれも全部、あんたの計画通りだったってわけだなァ。いや、あんたの背後から俺達を指揮している「大佐」のご意向ってところか?

 ――しっかし、間柴(ましば)の野郎は連れて来なくて正解だったぜぇ。お堅いコンピューターのLEPですら、手加減を諦めてたくらいだ。アイツに任せてたら勢い余りまくって、楽しみが減るどころじゃ済まねぇところだったよ。

 ――10月7日。その「決戦の日」だけが、俺達の「意義」を教えてくれる。そうだろう? 間霧(まぎり)少尉さんよ。

 ◆

・1945年8月
 日本政府がポツダム宣言を受諾したことにより、太平洋戦争が終結。旧日本軍の人体実験に従事していた徳川清山(とくがわせいざん)元軍医大尉はこの直後、「決して死なない鋼鉄の兵士」に関する研究を開始。

・1964年8月
 アメリカ軍によるベトナム戦争への軍事介入が本格化。混乱に乗じて現地に単独潜入した清山は、両軍の戦闘データの収集を開始。その過程で、現地で破棄されていたM59装甲兵員輸送車を奪取する。

・1972年5月
 清山、旧ナチス軍の地下基地跡からオーパーツコンピューター「LEP(ロード・エグザム・プログラム)」を発掘。これを解析した結果、「決して死なない鋼鉄の兵士」の研究が大幅に進行。「改造人間」の基礎概念を構築する。

・1972年12月
 清山、奪取したM59装甲兵員輸送車を大幅に改造。同車両にLEPを搭載し、外部端末となる仮面ライダー0号こと「仮面ライダーRC」を完成させる。

・1973年4月
 羽柴柳司郎(はしばりゅうじろう)、警視庁から退職。日本を出奔後、間も無く清山と出逢い実験体に志願。改造人間「羽々斬(ハバキリ)」となる。これ以降、清山は多くの「同志」を集めて改造人間による傭兵会社を設立する。

・1974年9月
 アジア大陸某国森林部の集落「ツジム村」で大規模な虐殺が発生。それが軍部の謀略によるものと看破した柳司郎達「始祖怪人(オリジン)」は、虐殺を実行した国防軍の実働部隊を殲滅。部隊を統率していたコン・ザン大佐を抹殺し、国外へと脱出した。

・1981年1月
 ツジム村で鹵獲したティーガーIの現地改修車をベースとする、改造人間専用車両「タイガーサイクロン号」の初期型が完成。運用を任された柳司郎はこれ以降「仮面ライダー羽々斬(ハバキリ)」と呼ばれるようになり、タイガーサイクロン号は彼自身の手により何度も改良された。

・1991年12月

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