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仮面ライダーAP
北欧編 仮面ライダーRC&レジスタンスガールズ 最終話
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許されなくなる時が来る。だからその時が来る前に、人は銃を捨てなければならない」
「銃を、捨てる……」
「そうだ。いつだって最後に笑うのは、君達のような……銃を捨てることが出来た民衆なんだ。いつまでも銃を捨てられなかった戦士は、必ずどこかで報いを受ける。この世界は、そのように出来ている」
「私達は……見直したりなんかしてやらない。仮面ライダーは未来永劫、私達の……この街のヒーローだ!」
「……ありがとう。そう言ってくれる誰かが居れば、それだけで十分だ」

 アメリカ陸軍の職業軍人として、仮面ライダーの1人として。これまでの軍隊生活の中で数多くの地獄を見て来たジャックの言葉に、エヴァはただ俯くしかなかった。
 そんな彼女の様子を一瞥したニッテは、深く息を吐き――せめて今この瞬間だけは笑って彼らを見送ろうと、儚げな笑みを浮かべて顔を上げる。その表情を見遣った他のメンバー達も、似たような面持ちでライダー達を見詰めるのだった。

「……確かにこの先、そんな時代が来るのかも知れない。それでも私達は皆……あんた達のこと、ずっとずっと大好きだよ。だからその時まで……誰も死なないでよね。いつかまた、元気な姿で……会いに来てよね」
「あぁ、約束する。……それと、最後に一つ言っておきたいんだが」
「ん? 何よ?」

 精一杯の笑顔を咲かせて、穹哉達を笑顔で見送ろうとするニッテ達。そんな彼女達の様子を見渡した後、穹哉はニッテに声を掛ける。彼女は何事かと、可愛らしく小首を傾げていた。

「……これからキャンプの連中と合流するようだが、それならその前に『下着』を調達しておいた方が良いぞ。いつまでもそのまま(・・・・)では落ち着かないだろう」
「んなっ!?」
「ふぇえっ!?」

 その言葉に目を丸くしたニッテ達主力メンバーは耳まで真っ赤になり、咄嗟に乳房を隠すような仕草を見せ、内股になってしまう。穹哉以外の男性陣が彼の言葉に反応していないところを見るに、他のライダー達もすでに気付いていたのだろう。
 野戦服や外骨格に着替えている4人の主力メンバーが皆、下着を付けていない状態(ノーパン&ノーブラ)であることに。

「なっ、なな、なぁあっ……!」

 その事実を把握した初心な処女(バージン)達は、わなわなと全身を震わせて羞恥に頬を染めている。
 そんな彼女達を見守っていた他のメンバー達は、何とも言えない表情で俯くばかりとなっていた。中には、乾いた笑みを浮かべて目を逸らしている者もいる。

「い、いつから気付いていたんだっ……!?」
「君達が公邸から戻って来た時だが」
「最初からですかっ……!?」
「だからあの時言ったんじゃねーか、『そんな格好で何しに来た』ってさ」
「あ……!」
「それに君達4人だけ、突入前とは服装が違って
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