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仮面ライダーAP
北欧編 仮面ライダーRC&レジスタンスガールズ 第19話
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3グレネードランチャーが弾切れになってしまったらしい。彼女はその銃身を投げ捨てながら、腰のホルスターから大型リボルバー拳銃「S&WM500」を引き抜いていた。

「……喰らえぇッ!」

 その長い銃身の先にある銃口が火を噴いた瞬間、野戦服の下に隠されたFカップの褐色巨乳がどたぷんっと弾み、安産型の巨尻がぷるんっと揺れる。雄の獣欲を掻き立てる甘い汗の匂いがむわりと漂い、彼女の凛々しい貌を蠱惑的に上気させていた。

「りょ、了解っ! 皆、朔夜を守るよっ!」
「朔夜さん、気を付けて下さいねっ!」
「怪我しないで帰って来るんだよーっ!」

 マグナム弾を連射しつつ、乳房を揺らして遮蔽物から飛び出した朔夜はレオナの「救援」に向かうべく、桃尻を弾ませてその場から駆け出そうとしている。そんな彼女の移動を援護するべく、スフル、リリエラ、カミラの3人もそれぞれの愛銃を撃ち続けてRCを牽制していた。

 一方。幾度となくRCの鉄拳に打ちのめされながらも、死力を尽くして立ち上がろうとしている4人の新世代ライダーは、レオナの窮地に拳を震わせていた。

「くそッ、なんて奴だ……! 俺達全員を相手にしながら、それでもあの子を優先的に潰そうとしていやがるッ!」
「……やはり彼女達を守り抜くには、このロボット怪人を何とか黙らせるしかないようだ。まだ一度も実戦で成功したことはないが……『アレ』をやるぞ、皆!」
「あぁ……俺達も今、それしかないと思っていたところだ!」
「迷っている時間はない、行くぞッ!」

 血反吐を吐きながらも立ち上がった男達は互いに頷き合うと、ベルトのスイッチを操作して各々のマシンをこの場に呼び出して行く。自動運転で駆け付けて来たGドロンとGチェイサーに乗り込んだ彼らは、RCの周囲を取り囲むように超高速で旋回し始めた。

「仮面ライダー!? あいつら、何して……!」
「もしや、レンへの狙いを外させようとしているのか……!?」

 その行動にニッテが爆乳を揺らして驚く中、いち早く彼らの思惑を察したラングニルが桃尻を弾ませて声を上げる。レオナに集中している狙い(ヘイト)を外させた上で、RCを確実に食い止めるための「新必殺技」を繰り出すべく、ケージ達はそれぞれのマシンでRCの周囲を走り回っているのだ。

「仮面……ライダー……!?」

 そんな彼らの勇姿にレオナが瞠目する中。RCを中心に周回を続ける4台のマシンが、最高速度に達する。エンジンから噴き出す猛煙が辺りを包み、RCの視界を塞いで行く。

 4人掛かりで怪人の周囲を煙で包み込み、目眩しと高速移動で反撃を封じる「スワリング・ライダー車輪」。その合体技から生まれた猛煙でRCを包み込んだケージ達は、この状況を「起点」とする新必殺技を放とうとしていた。

「よし、
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