北欧編 仮面ライダーRC&レジスタンスガールズ 第16話
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
銃に命を預けた彼女達が、豊満な乳房を揺らしてこの戦場に馳せ参じたのである。
引き締まった腰を蠱惑的にくねらせ、安産型の桃尻を左右に振りながら、瓦礫だらけのアスファルトを駆け抜けて行く戦乙女達。その手に握られた愛銃は絶えず火を噴き、RCや輸送車のボディに弾丸と榴弾の嵐を叩き込んでいた。
「……!?」
「あいつら、何を……!」
市長の護送を任されたサガ、アロマ、リエリスを除く全員が、この場に駆け付けている。黒死兵すら倒せなかった彼女達が、その黒死兵よりも遥かに手強いRCに挑もうとしている光景に、ライダー達は仮面の下で焦燥を露わにしていた。
無論、RCもただ弾丸を浴びているだけではない。取るに足らない相手であると理解しながらも、敵対者は抹殺するべきと判断していた彼は、近くにある巨大な瓦礫を軽々と持ち上げ、彼女達目掛けて投げ付けて行く。
「――散開ッ!」
だが、戦乙女達に恐れはない。ニッテの指示に合わせて全員が散開し、瓦礫は誰にも当たることなく地面に墜落する。
即座に廃墟の影や近くの瓦礫など、多くの遮蔽物に転がり込んだ彼女達は、RCの圧倒的なパワーに気圧されることなく弾幕を展開して行った。残弾全てを撃ち尽くす勢いで引き金を引く彼女達は、その反動で乳房と巨尻をぷるぷると揺らしている。
「おい、何をやってるんだ! ベイカー市長の救出には成功したんじゃないのか!?」
「俺達に構っていないで、早くここから逃げるんだ! そんな格好で何をしに来たッ!? 奴の攻撃に巻き込まれたらタダじゃ済まないんだぞッ!」
「言われるまでもなく逃げるわよッ! ……あんた達と一緒にねッ!」
「……!」
解放戦線を率いるリーダーとして、ニッテはライダー達の呼び掛けに対しても猛々しく言い返していた。
今の彼女達にとって、ライダー達は紛れもない「仲間」なのだ。このまま見殺しにすることなど、出来るはずもないのである。その勇ましさを目の当たりにしたLEPは、解放戦線の美少女達もライダー達に劣らぬ脅威になり得ると判断していた。
「約十数名の武装した民兵を捕捉。脅威と判断。これより、当該民兵の抹殺を実行する」
「……いかん! 皆、近くの遮蔽物にッ!」
輸送車の車体上部に搭載されている、ブローニングM2重機関銃。LEPによって制御されているその銃口はヴィクトリア達を執拗に狙い、猛烈な勢いで火を噴き続けている。
「くぅうッ!? ……あのブリキ野郎、手加減というものを知らないようですねッ!」
「そりゃあ、ブリキ野郎に人間様の常識なんて通じるわけないだろ……! 皆、気を付けろ! 今さら言うことじゃないけど、アイツはブッチギリでイカれてるッ!」
瓦礫に身を隠してその掃射を凌いでいるレオナやエヴァ達は、弾雨を掻い潜るように
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ