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仮面ライダーAP
北欧編 仮面ライダーRC&レジスタンスガールズ 第14話
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果実の「頂」に触れる。

「が、あッ……!?」

 ――が。彼らの暴行が、それ以上の「段階」に進むことはなかった。

「……なら、その弱い人間にいいようにやられる気分を教えてやる。覚悟しろッ!」
「腕力特化型か……面白い! 僕達の銃弾がどこまで通じるのか、君達で実験させて貰おうではないか!」

 この通路に駆け付けて来た他の美少女兵士達の銃弾が、戦闘員達の脳味噌を片っ端から吹き飛ばして行ったのである。ステアーAUGを構えた朔夜と、RL-6を携えたラングニル。真っ先に馳せ参じた彼女達2人はじめとする他のメンバー達も、その乳房と桃尻をばるんばるんと揺らして合流して来たのだ。

「こ、このメスガキ共ッ――おごッ!?」

 そんな彼女達の肉体から漂う、芳醇にして濃厚な「女」の匂い。何日もシャワーを浴びていない美少女達の肢体に滲む、特濃の芳香。
 その香りを嗅覚で感じ取った戦闘員達は、突入して来る朔夜達を迎撃するべく突撃銃を構えるのだが――引き金を引く前に、予期せぬ方角からの「狙撃」で頭を撃ち抜かれてしまった。

「……ジャックポット。これで良い?」
「さっすがリーダー達だねぇ。『女の武器』を駆使してくれたおかげで、楽に狙えたわ」

 先ほどの連射で割られた窓ガラス。その向こうに聳え立つ廃墟や木々の中から、スコープの反射光が輝いている。木の葉の陰からは、大きな弓の一部が覗いていた。
 TAC-50スナイパーライフルを持ったエレインと、コンパウンドボウを構えているティエナ。彼女達はじめとする一部の狙撃メンバー達は、ニッテ達の突入に合わせて彼女達と一旦別れ、屋外から戦闘員達を狙える高所に移動していたのだ。

 美少女達の肉体に目が眩み、警戒を怠った愚かな男達は皆、彼女達の狙い澄ました1発によって「命」という高い代償を払わされたのである。
 例え腕力強化型だろうと、粗悪な改造人間に過ぎない戦闘員の一種である以上、急所を撃ち抜かれれば即死するしかないのだ。

 彼らの哀れな最期を見届け、銃身を下ろした美しきスナイパー達の乳房や巨尻が、その身動ぎに応じてぷるんっと揺れ動く。
 自分達の狙撃によって斃れた男達の屍を、この美少女達は汚物を見るような冷酷な視線で一瞥していた。

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