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仮面ライダーAP
北欧編 仮面ライダーRC&レジスタンスガールズ 第11話
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入者達を始末するべく無言でナイフを引き抜き、エメラダ達に向けて投げ付けて行く。
 彼らの正確無比な狙いで放たれた投げナイフは、確実に少女達の急所を貫こうとしていた。だが、天性の才覚を持つ彼女達は間一髪でその刃をかわして行く。

「きゃあっ!?」
「ひゃうぅっ!?」

 それでも、全員が簡単にかわせたわけではない。黒死兵達の投げナイフが戦闘服を掠めた瞬間、その箇所から美少女達の柔肌が晒け出されて行く。白や褐色の柔肌が露わになると、そこから濃厚なフェロモンがむわりと匂い立っていた。
 乳房や巨尻を覆い隠していた箇所を切り裂かれ、扇情的なブラジャーやTバックのパンティを露わにされてしまった者もいた。それでも彼女達は即座に恥じらいを振り切り、物陰に飛び込んで行く。

「んはぁっ、はぁあっ、はぁうっ……!」

 何日もシャワーを浴びていない美少女達の柔肌に、極度の緊張による汗が滴り落ちて行く。しとどに汗ばんだ肉体に染み付いた濃厚な女の香りは、遮蔽物越しであっても黒死兵達の嗅覚に届いていた。
 無慈悲な殺戮マシーン達は、遮蔽物に隠れているエメラダ達の命を刈り取るべく、野戦服の内側から次の一振りを引き抜いていた。どうやら彼らは無数のナイフを持っているらしい。

「させるかぁあぁあっ!」
「喰らえぇえっ!」

 そうはさせじと、別のポイントに配置されていた朔夜や、ブローニングハイパワーMkIIIを引き抜いたティエナ達が、一斉に身を乗り出して援護射撃を開始する。
 黒死兵達が彼女に狙いを切り替えた時には、すでに彼らの足元に投げ込まれた榴弾が炸裂しようとしていた。エメラダのM79をはじめとする、何丁ものグレネードランチャーが同時に火を噴いたのだ。

「今だ皆、攻撃開始っ!」
「行けぇえぇっ!」

 そこから迸る激しい爆煙に黒死兵達が飲み込まれた瞬間、彼らに狙いを定めたラングニル達の十字砲火が始まる。
 銃撃の反動で乳房や桃尻がぷるぷると振動し、彼女達の香りを掻き消すような硝煙の臭いが周囲を覆い尽くして行く。

「えいっ、えいっ! このこのっ……うひゃああ!?」
「リエリス伏せてっ! 頭を出したら危ないよっ!」

 メンバー最年少のリエリスも必死にシェードガンの引き金を引き、姉貴分達の一斉射撃に参加しているのだが、飛んで来たナイフに思わず悲鳴を上げてしまう。
 そんな彼女の隣でサブマシンガンを連射しているアロマが、リエリスの頭を掴んで強引に伏せさせていた。

 一方。激しい弾幕による猛煙を掻き分け、銃弾の豪雨を浴びながら姿を現した黒死兵達は、足元の巨大な瓦礫を容易く持ち上げると――スフル達目掛けて投げ飛ばして来た。

「危なっ……!?」
「……皆、避けて! いつものアレ(・・)が来るッ!」

 風を切る轟
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