北欧編 仮面ライダーRC&レジスタンスガールズ 第10話
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2台のレーサーバイク「マシンGチェイサー」が、同時に急発進して行く。
「すでに解放戦線はノバシェードとの交戦を開始しているかも知れん。急ぐぞ!」
「おうッ!」
すでに「仮面」と「鎧」を装着している状態で、愛車を走らせているジャックを先頭に。気を取り直した男達は、破壊されたアスファルトの上を猛烈なスピードで疾走していた。
そのマシンのハンドルを握る穹哉、忠義、正信の3人は――その腰に巻かれた「変身ベルト」を各々の手段で起動させ、徐々に全身を専用の外骨格で覆い尽くして行く。
――変身ッ!
「鎧」の展開を終えた彼ら3人の雄叫びが重なった瞬間。義憤に燃える顔を覆い隠すように、男達の頭部を保護する「仮面」が出現する。
そのシークエンスを経て「変身」を終えた仮面の戦士達は、爆音を上げるマシンと共にこの街を駆け抜けて行く。目指す先は解放戦線のメンバー達と同じ、この街の市長公邸だ。
「行くぞ……忠義、本田、ジャック!」
「えぇ、行きましょうおじさん!」
「急ぐぞおじさん」
「抜かるなよおじさん」
「その話一旦置いとかない!?」
人間の自由と平和を守る。その使命を帯びた戦士達はぎゃあぎゃあと騒ぎながらも、弾丸の如く真っ直ぐに戦地を目指して行く。風を切り、エンジンを噴かして爆走する4台のマシンは、すでに最高速度に達していた。
――鳥海穹哉、忠義・ウェルフリット、本田正信。彼ら3名はベルトを起動させると、「仮面ライダー」に変身するのだ――。
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