北欧編 仮面ライダーRC&レジスタンスガールズ 第9話
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「触手が無数に分裂して……!? んっ、はぁあぁあうっ!? そ、そこはっ……!」
「やぁ、あぁあっ……! こ、このっ、離せぇえっ……!」
「ひぃいっ!? こ、こらっ、僕の柔肌にそんな滑った触手をっ……おほぉおっ!?」
戦闘服の内側に滑り込み、その衣服に隠された極上の柔肌を隅々まで舐め回そうとする無数の触手。その不規則で厭らしい動きに、ニッテ達は生理的嫌悪感を露わにして、必死に身をよじって抵抗する。無数の触手を操るプロトタイプγは、その抵抗すら楽しんでいるかのようだった。
戦闘員達を一瞬で殺した時とは違い、今の触手はニッテ達を敢えていたぶるかのような挙動で、その扇情的なボディラインをなぞるように這い回っている。柔肌を直接、執拗になぞられる悍ましい恐怖が、彼女達を襲っていた。
「あ、あわわわぁあっ! た、大変だあぁあっ! お姉ちゃん達がぺろぺろされてるよぉっ!」
ただ全員ではなかったらしく、あまりに小柄なため脅威にならないと思われたのか、アロマやリエリスのような幼女達は放置されている。
リエリス達は大慌てでちょこまかと駆け回りながら、どうにかニッテ達を救出出来ないかと右往左往しているのだが、非力な彼女達ではナイフで触手を斬ることも出来ない。空中に持ち上げられているニッテ達の身体も不規則に揺さぶられているため、銃で攻撃しようとしても誤射の危険性が付き纏う。
「リエリス、早く逃げて! コイツに捕まったら……んぉほおっ!? ま、まさかそんなところっ……!? や、やめて、そこはダメぇ、絶対ダメだからぁあっ!」
「ニ、ニッテお姉ちゃんっ! ど、どどどどうしよ〜っ!」
そうしている間にも、戦闘服の内側に滑り込んだ触手は粘液を塗り付けるかのように、ニッテ達の柔肌を隈なく這い回っている。とうとうその先端部は、彼女達のブラジャーやパンティにまで伸びようとしていた。下着の「裏地」にじっとりと染み込んだ特濃の匂いに、本体も触手も興味津々のようだ。
「はぁあうっ!? そ、そんなところにまでっ!? や、やめろっ……やめろぉおおっ!」
「いっ、やぁあ、あぁああっ……!」
悍ましい触手に貞操まで狙われていることに気付き、処女達の悲鳴がこの一帯に響き渡って行く。ねっとりと柔肌の上を這う触手はついに、下着の隙間にまで入り込もうとしていた。むっちりとした安産型の桃尻を、生殖能力を宿した触手が虎視眈々と狙っている。極上の「雌」を求める「雄」としてのごく自然な欲求が、その蠢きに現れていた。
――だが、そんな時であろうと。触手の粘液を全身に塗り付けられ、貞操を脅かされながらも、武器を手放すことなく反撃の機会を伺い続ける者達がいた。
「妹同然の子達に……よくも、こんな酷い真似をしてくれたわね。……お姉さん、ちょ
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