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仮面ライダーAP
北欧編 仮面ライダーRC&レジスタンスガールズ 第7話
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「ち、ちくしょおおおッ……! こんなところで……こんな奴らに、殺られてたまるかぁああッ!」

 次々と力尽きて行く同胞達の姿に震え上がった1人の戦闘員は、銃すら投げ捨てて一目散に逃げ出して行く。だが、その背中を屋上から静かに狙い澄ましている狙撃手(スナイパー)が居た。

「あ、がッ……!?」

 その銃弾に後頭部を貫かれた戦闘員は、何が起きたのかすら分からぬまま一瞬で絶命してしまう。彼を抹殺した美少女狙撃手は、冷ややかな眼差しでその骸を見下ろしていた。

「……逃げる敵の背中を撃つ趣味はない。でもこれは、あなた達が散々して来たこと。皆のために……私は、銃を持つ」

 マクミランTAC-50スナイパーライフル。その愛銃のボルトを操作して次弾を装填しているエレイン・マーケストは、やや長めの黒髪を靡かせ、色褪せた翠色の眼で戦場の動きを見据えている。
 同じ孤児である仲間達のために銃を取り、自らの手を汚す道を選んだ孤高の女狙撃手。そんな彼女は、人の命を奪うことを臆する暇すら惜しむように、次の「標的」を探してスコープを覗き込んでいた。

「よし……今だ皆、突撃ィッ!」

 エレインの狙撃を恐れた戦闘員達が、迂闊に攻勢に出られなくなった好機を狙い。ニッテ達は、戦闘員達の「詰め所」となっていた一軒家目掛けて、即座に突入して行く。乳房と桃尻をばるんばるんと揺らして駆け込んで来た絶世の美少女達が、扉や窓を蹴破って続々と侵入していた。

「まずい、奴らが……ぐわあぁあッ!」
「く、くそッ! 生意気なメスガキ風情がよくもッ……!」

 西洋建築の大きな一軒家。その「詰め所」の屋内から状況を伺おうとしていた残りの戦闘員達は、いきなり突撃して来たニッテ達の奇襲に対応し切れず、次々と蜂の巣にされてしまう。解放戦線の手練れ達にとって、狭い屋内での戦闘となれば急所を外す方が難しい。

「ヴィクトリアッ!」
「任せろニッテッ!」
「ぎゃあぁッ!」

 ニッテのAk5から放たれた弾雨が、扉ごと向こう側の敵兵を撃ち抜くと。そこを蹴破って突入したヴィクトリアが、Spearに取り付けられた三十年式銃剣を突き出し、生き残った敵の心臓を刺し貫いてしまう。
 その弾みでヴィクトリアのスカートがふわりと浮き上がり、特大の爆尻にみっちりと食い込むTバックのパンティが露わにされていた。スカートの内側で熟成されていた濃厚な女の匂いが、むわりとそこから匂い立つ。「世継ぎ」の出産を使命とするファルツ家の娘としての特濃フェロモンが、きつく食い込んだパンティから振り撒かれていた。だが、銃剣の餌食となった戦闘員にはその絶景を拝むことすら許されない。

「エヴァ、今ですッ!」
「サンキュー、レンッ!」
「うぐわぁああッ!」

 さらに彼女達の進撃は続く。レオ
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