北欧編 仮面ライダーRC&レジスタンスガールズ 第6話
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の奇襲に乗じて一気にこの場を制圧しようと仕掛けて来たのだ。その1番槍として、戦闘員達の懐に滑り込んだエヴァは、鍛え上げたCQCの技で彼らを矢継ぎ早に投げ飛ばしてしまう。
大柄な彼らの身体を投げた弾みで、安産型の桃尻がぶるんっと揺れ動いていた。迷彩服の上からでもその膨らみがハッキリと分かるエヴァの巨尻からは、雄の本能を煽る熟成された女の匂いが漂っている。戦士として鍛え抜かれ、引き締まっているウエストからは想像もつかない巨尻は存在感抜群であり、そこにじっとりと滲んだ濃厚な汗の香りが、戦闘員達の鼻腔を擽っていた。
「ごっ、はぁああッ!?」
「このッ……! デカ尻揺らして誘ってんじゃねぇぞアマッ……うぐわぁあッ!」
「絶対ブチ殺してやるよ……この野郎ッ!」
住宅地のコンクリート壁や地面に頭を叩き付けられては、改造人間と言えどもタダでは済まない。生身の女であるエヴァの膂力でも、不意を突くことさえ出来れば格闘術一つで戦闘員達を翻弄出来るのだ。ぷりぷりと揺れ動く彼女の桃尻に気を取られた男達は、一瞬のうちに関節を極められ、投げ飛ばされて行く。
彼女の技によって、コンクリートに亀裂が走るほどの威力で頭部を強打させられた戦闘員達は、次々と膝から崩れ落ちてしまうのだった。その様子に確かな手応えを覚えつつ、エヴァは慢心することなく目を細めていた。
「……今でも夢に見るんだよ。あんた達……ノバシェードのして来たことがね」
半年前のエンデバーランド事件で味わった無念を晴らすべく。至近距離の戦闘員数名を瞬殺した彼女は、HK416を構えて残りの戦闘員達との銃撃戦を開始する。
「敵襲だッ! 例の解放戦線のガキ共だ、皆殺しにしてやれッ!」
「やるしかない……! 行くよ皆、攻撃開始だッ!」
ニッテを筆頭とする他のメンバー達もそれぞれの愛銃を手に、複雑に入り組んだ住宅街を戦場とする「殺し合い」に身を投じていた。その混乱に乗じて、戦闘員達の背後を取っていた数名のメンバーは、背後から奇襲を掛けて行く。
「がは、ァッ……!?」
AKS-74アサルトライフルに着剣されている6kh4の刃が、戦闘員の喉を後ろから貫通して行く。悲鳴を上げる間も無く絶命した戦闘員の後ろには、全身包帯尽くめの女が佇んでいた。
「……どうした。ワタシはまだ生きているぞ。殺せるものなら、殺してみろッ……!」
彼女の名は須義本阿須子。元日本人旅行者であり、旧シェードのテロによって飛行機事故に巻き込まれて以来、この姿で生きて来た悲劇の女性だ。
テロへの憎しみ。家族を失った悲しみ。その全てをノバシェードにぶつけようとするかのように、彼女は銃を取ってこの場に立っている。その姿故「マミー」や「バンテージ」と呼ばれ、畏怖されることもある彼女
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