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仮面ライダーAP
北欧編 仮面ライダーRC&レジスタンスガールズ 第3話
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 くびれた腰に反した99cmの爆尻も左右にぷりぷりと揺れ動いており、避難民達の男達は罪悪感を覚えながらもそこから目を離せずにいるようだった。

 この某国の王家とも深い血縁で結ばれており、当主の死によって没落の一途を辿るまでは、屈指の大貴族として名を馳せていたファルツ家。その血を引くヴィクトリアの豊穣な肉体にも、某国王家の血が流れているのだ。
 ファルツの血統を次代に紡ぐため、果てしなく扇情的に発達した乳房と桃尻。その熟れた果実の揺れは、男達の本能を苛烈なまでに刺激している。気高く凛々しい顔立ちに反して、その肉体は雄を誘惑するためだけに練り上げられているかのようであった。もはや、淫魔そのものと言っても過言ではない。

 由緒正しき名家の血統を継ぐ女ならば、強く逞しい遺伝子をその身に宿して「世継ぎ」を産むのが務め。
 その使命を果たすために大きく膨らんだ安産型の爆尻は、くびれた腰をくねらせて歩みを進めるヴィクトリアの動きに応じ、左右にぷるんぷるんと蠱惑的に揺れ動いていた。未来の「世継ぎ」を育てるために発育したIカップの超弩級爆乳も、谷間の深淵から濃厚な香りを匂い立たせながら、どたぷんっと大きく弾んでいる。

「今この街に残っている抵抗勢力など、もはや私達しか居ない。私達がやるしかないのだ。例え、どれほど無謀であっても……な」

 そんな彼女は、ファルツ家の象徴である独特のセーラー服と膝丈のスカートを着用していた。腰まで届くほど長く、豪奢な金髪をポニーテールで纏めている絶世の爆乳美少女は、その凜とした眼差しでジャックの大きな背中を射抜いている。
 183cmという突出した長身である彼女は、新世代ライダー達の中でも特に屈強なジャックの体躯を前にしても全く怯んでいない。もう1週間近くはシャワーも浴びておらず、熟成された女の匂いも戦闘服に深く染み込んでいるのだが、そんな状態であってもヴィクトリアの美貌と凛々しさはまるで衰えていなかった。

 三十年式銃剣を着剣したNGSW仕様。そんな独自仕様の愛銃をジャックの背中に突き付けながら、爆乳美少女はスゥッと目を細めている。

「警察はともかく……軍隊でも歯が立たない、か。人質の奪還を目指した突入作戦が一度失敗に終わったとは聞いているが、未だに戦闘機や戦車を投入してでも……となっていないところを見るに、結局は政府もまだ市長の救出を諦めていないようだぞ」

 一方。ジャックはヴィクトリアの殺気を背に浴びながら、今回のテロに対してこの国の政府が「本腰」を上げていない理由を冷静に指摘している。

 ――いかに改造人間と言えども、所詮はサイズに対して異様に強力なだけの「歩兵」に過ぎない。防御力に特化した重装甲型の怪人であろうと、戦闘機のミサイル攻撃や戦車の砲撃を立て続けに直撃させれば、撃破するこ
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