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仮面ライダーAP
北欧編 仮面ライダーRC&レジスタンスガールズ 第3話
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 ノバシェードによって占拠された北欧の小都市「オーファンズヘブン」。その解放を目指して抵抗を続けているという組織に連行された穹哉達4人は、廃墟と化したビルの内部へと足を運んでいた。
 彼らの背に銃口を向けている美少女兵士達は皆、険しい面持ちで歩みを進めている。くびれた腰に対してむっちりと実っている安産型の桃尻が、一歩進むたびにぷりぷりと左右に揺れ動いていた。

 彼らが向かった先には、多くの人々が暮らしている難民キャンプが設けられている。侵攻から逃れて来た彼らは限られた食糧を分け合い、身を寄せ合っていた。

「ここは……街の住民達の避難先なのか? 見たところ、怪我人や御年配が多いようだが……」
「そう。入院中の家族を放っておけなかったり、怪我や病気で動けなかったりで街から脱出出来なかった人達を、ノバシェードの連中から匿うための秘密基地ってとこ」

 暗澹とした人々の貌を目の当たりにし、沈痛な表情を浮かべる穹哉。彼の前を歩んでいるリーダー格の少女――ニッテ・イェンセンは、95cmの豊満な乳房と88cmの巨尻をたぷたぷと揺らしながら、神妙な面持ちで答えていた。
 兵役時は正規軍の中でも精鋭と謳われた「郷土防衛隊」で訓練を受けていた元エリートであり、今ではその当時の経験を活かして解放戦線の戦乙女達を率いている女傑。そんな彼女は艶やかな茶髪を靡かせながら、エメラルドグリーンに輝く双眸で、真っ直ぐに前を見据えている。

(……防衛隊の皆の分まで、私は戦い抜いて見せるわ。ベイカー市長は必ず、私達「オーファンズヘブン解放戦線」の力で助け出す……! だからお願い、もう少しだけ……皆の力を私達に貸してッ……!)

 テロが発生した直後、初動対応に当たっていた郷土防衛隊は瞬く間に壊滅。その隊員達で構成された突入部隊も黒死兵の前では、無慈悲に嬲り殺されるだけの「獲物」でしかなかった。
 その光景を目の当たりにしていながら。否、目の当たりにしたからこそ。ニッテはかつての仲間達の無念を糧にして、その形見であるAk5とグロック17を武器に、今こうして立ち上がっているのだ。

「正規軍は怪人を恐れてここまで救助に来られない。だから現状、君達が守るしかない……ということか。だがそもそも、なぜ君達が銃を取って戦っている? あのドナルド・ベイカー市長の救出が目的だと言うのなら、素直に軍を頼るべきだろう。君達の実力なら、正規軍とコンタクトを取ることなど容易いはずだ」
「……分かってるくせに無駄口を叩かないで。軍はもう、市長も街も半分見捨てかけてる。非正規の武装組織である私達の存在を把握していながら、半ば黙認してるのが良い証拠でしょ。私達の行動が原因で市長が殺されたとしても、それはそれで『枷』が外れたことになる。……そこまで切羽詰まってる連中に、市長の救助まで任せ
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